X（Twitter）で時間指定検索をする検索コマンドとは？おすすめの組み合わせも合わせて紹介

X（Twitter）では、キーワード検索をする際に日付や時間を指定して表示されるポスト（ツイート）を絞り込めます。

時間検索機能は、次々に発信される大量の情報の中から必要なポスト（ツイート）だけを効率よく探し出すのにとても役立ちます。

特に、企業のマーケティングの担当者なら、競合調査にも活用すべき機能です。

組み合わせるとさらに便利に使える高機能な検索コマンドについても紹介しているため、ぜひ参考にしてみてください。

X（Twitter）で日付を指定して検索する3つの方法とは？

X（Twitter）では次の3つの検索コマンドを使って、期間を絞った検索ができます。

1. 【since】◯年◯月◯日〜現在までの投稿
2. 【until】過去〜△年△月△日までの投稿
3. 【since until】◎年◎月◎日〜◇年◇月◇日までの投稿

それぞれの使い方について詳しく解説します。

1.since

コマンド「since」を使用すると、指定した日付から現在までのポスト（ツイート）を抽出できます。

※X（Twitter）の時間はUTC（協定世界時）が基準になっている関係で、日本時間では指定した日付の午前9時00分から翌日午前8時59分までの投稿が対象です。

日本標準時に設定したい場合の方法は、後ほど解説します。

2.untile

コマンド「until」を使用すると、過去から指定した日付までのポスト（ツイート）を抽出できます。

※X（Twitter）の時間はUTC（協定世界時）が基準になっている関係で、日本時間では指定した日付の午前9時00分から翌日午前8時59分までの投稿が対象です。

日本標準時に設定したい場合の方法は、後ほど解説します。

3.since until

コマンド「since until」を使用すると、指定した日付から指定した日付、つまり指定した期間内のポスト（ツイート）を抽出できます。

※X（Twitter）の時間はUTC（協定世界時）が基準になっている関係で、日本時間では指定した日付の午前9時00分から翌日午前8時59分までの投稿が対象です。

日本標準時に設定したい場合の方法は、後ほど解説します。

X（Twitter）で時間指定をして検索する方法

先ほど紹介したsince、until、since untilに、［_hh（時）:mm（分）:ss（秒）_JST］を付け足して時間指定検索をすれば、より期間を絞ってポスト（ツイート）を探せます。

JST

コマンド「JST」を使用すると、日本標準時の投稿時間を秒単位で絞り込んでポスト（ツイート）を抽出できます。

X（Twitter）で時間指定検索ができない時の原因とポイント5選

時間を指定して検索した際に「入力された検索条件は正しくありません。もう一度入力してください。」と表示される場合があります。
もしくは、検索結果に表示されるはずの条件に合った投稿が表示されないケースもあります。

このような場合は、次の5つの原因が考えられます。

1. 日付や時間コマンドだけが入力されている
2. 日付の表記が間違っている
3. コマンドが正確に入力されていない
4. スペースや:（コロン）が抜けている
5. 対象ユーザーのアカウントが非公開になっている

それぞれの原因や対処法について詳しく解説します。

1.日付・時間コマンドだけが入力されている

【誤】since:2022-12-01 until:2022-12-31
【正】●●● since:2022-12-01 until:2022-12-31

日付・時間指定コマンドのみでの検索はできません。

必ずキーワードを入れるようにしましょう。

2.日付の表記が間違っている

sinceよりもuntilの日付が古くなっていると、エラーになってしまいます。

正しくは、since（いつから）〜until（いつまで）です。

指定した日付が逆になっていないかをチェックしてみてください。

3.コマンドが正確に入力されていない

①【誤】●●● since:23-02-01_00:00:00_JST
→「2023」が「23」に省略されている

②【誤】●●● since:5-02-01_00:00:00_JST
→西暦ではなく和暦になっている

③【誤】●●● since:2023-2-1_00:00:00_JST
→日付が一桁になっている。正しくは「02-01」

④【誤】●●● until:2022-12-31-23:59:59-JST
→時間の前後が「_（アンダーバー）」ではなく「-（ハイフン）」になっている

⑤【誤】●●● until:２０２２ー１２ー３１_２３：５９：５９_JST
→数字や記号が全角になっている

4.スペースや:（コロン）が抜けている

【誤】●●●since2022-7-1until2022-12-31
【正】●●● since:2022-7-1 until:2022-12-31

①キーワードとsinceの間、untilの直前には必ずスペースが必要です。
※スペースは半角・全角どちらでも可

②sinceやuntilの直後には半角「:（コロン）」が必要です。※全角コロンは不可

5.対象ユーザーのツイートが非公開になっている

条件に合ったポスト（ツイート）でも、検索結果に表示されない場合があります。

このような場合、投稿された時期にアカウントが非公開（鍵アカウント）になっていたことが考えられます。

現在公開中のアカウントであっても、投稿した時期に非公開になっていると検索結果には表示されません。

ただし、フォローリクエストが承認されている場合は例外です。

X（Twitter）の時間指定検索と組み合わせると効果的なコマンド4選

X（Twitter）には、時間指定コマンドと併せて使える高機能な検索コマンドが複数存在します。

ここでは、特に利用頻度が高いと思われる代表的な検索コマンドを4つ紹介します。

1.from:

コマンド「from」を使用すると、特定のユーザーのポスト（ツイート）のみを抽出できます。

競合アカウントのポスト（ツイート）はもちろん、自分のアカウントの過去ポスト（ツイート）を振り返りにも使えます。

2.filter:images

コマンド「filter:images」を使用すると、画像が含まれるポスト（ツイート）のみを抽出ができます。

3.filter:video

コマンド「filter:video」を使用すると、動画が含まれるポスト（ツイート）のみを抽出ができます。

4.filter:links

コマンド「filter:links」を使用すると、外部リンク（URL）が含まれるポスト（ツイート）のみを抽出ができます。

この他にも、X（Twitter）の情報収集に役立つ検索コマンドはたくさん存在します。

高機能なコマンドについてさらに詳しく知りたい人は、以下の記事もぜひ参考にしてみてください。

「Twitterで時間指定検索をする検索コマンドとは？おすすめの組み合わせも合わせて紹介」

まとめ：時間指定検索を活用して探したいツイート（ポスト）を検索しよう

本記事では、X（Twitter）で時間指定をする検索コマンドと、その他の便利なコマンドとの組み合わせについて解説しました。

各コマンドのおさらいしましょう。

• since:
  使い方：　〜(検索キーワード)〜　since:年-月-日
  指定した日付から現在までの投稿
• until:
  使い方：〜〜 until:年-月-日
  過去から指定した日付までの投稿を検索できる
• since: until:
  使い方：〜〜 since:年-月-日 until:年-月-日
  指定した期間内の投稿を検索することができる。since,untilの順番には注意！
• since:(until) _JST
  使い方：年-月-日_時刻_JST
  日本標準時で指定した時間内の投稿を検索したい時

組み合わせにおすすめの検索コマンド

• from:
  使い方：from:@ID 〜
  特定のユーザーの投稿に絞って検索することができる。
• filter:images
  使い方：filter:images 〜
  画像を含む投稿だけを検索することができる。
• filter:video
  使い方：filter:video 〜
  動画を含む投稿だけを検索することができる。
• filter:links:
  使い方：filter:links 〜
  外部リンク（URL）を含む投稿だけを検索することができる。

日付指定や時間指定、その他の検索コマンドへの理解を深めて、必要な情報を効率よく探す際に役立ててください。