Instagramハッシュタグを選ぶ時の定石は？-伸びる仕組みから徹底解説

インスタのアカウント運用で、上記のような疑問を持っているインスタ運用者は多いのではないでしょうか。

X（Twitter）やTikTokなどのSNSに比べて拡散力が低いインスタですが、ハッシュタグを活用して投稿のジャンルをインスタに認知させられれば、投稿を大きく伸ばせます。

ですが、何となくハッシュタグをつけていると投稿のリーチ数が増えるどころか、逆に下がってしまうかもしれません。

ハッシュタグを使ってリーチを増やすには、押さえておくべきポイントといくつかのコツがあります。

多くの人に投稿を見てもらったりフォロワーを増やすためにハッシュタグをうまく活用したい人は、記事を最後まで読んでコツを掴んでいきましょう。

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インスタのハッシュタグとは？機能と特徴

ハッシュタグとは、キーワードに「#（ハッシュマーク）」をつけたタグのことを言います。

「ハッシュタグ」は、X（Twitter）やTikTokでも活用されており、ユーザーが気になる投稿を効率よく検索するために必要不可欠な機能です。

ユーザー視点のハッシュタグ

ハッシュタグ機能を活用すれば、今知りたい情報のキーワードを含む投稿を効率よく検索可能です。

ハッシュタグ検索をすると投稿された画像または動画が一覧で表示され、直感的に気になる投稿を探せるようになっています。

さらに、自分が興味・関心のあるジャンルの中で、インスタに高く評価されている投稿が優先的に表示されるため、自分が見たい投稿をすぐに見つけられます。

運用者視点のハッシュタグ

ハッシュタグをつけると、インスタのアルゴリズムに投稿のジャンルを認知させることができます。

ジャンルが正しく認知されれば、興味関心の高いユーザーに投稿が届いてくれるため、滞在時間の向上やいいね、保存、コメントなどのユーザーによるアクションが増えます。

滞在時間やいいね・保存などのアクションの数は、投稿を伸ばす上で非常に重要な指標です。

インスタのアルゴリズムを理解して、投稿やアカウントを伸ばしていきたい人は、以下の記事を参考にしてみてください。

インスタのハッシュタグの選び方・外せない3つのポイントとは？

ハッシュタグを選ぶ際にやるべきことは、主に次の3つです。

1. 競合アカウントがつけているハッシュタグを入れる
2. 無関係なハッシュタグは使わない
3. ハッシュタグ検索ツールを活用する

1.競合アカウントがつけているハッシュタグを入れる

ハッシュタグの選定をする際は、競合アカウントの調査が非常に大切です。

同ジャンルで伸びているアカウントがあれば、参考にして積極的に同じハッシュタグを入れるようにしてください。

具体的には、次のような投稿を参考にしましょう。

• 同ジャンルで、おすすめタブに出てくる投稿
• 同ジャンルで、ハッシュタグ検索の上位に表示される投稿
• 同ジャンルで、アカウント内の他の投稿よりもいいね・コメント数が多い投稿

2.投稿に関係のないハッシュタグは使わない

インスタでは、投稿に関連したハッシュタグのみをつけるように徹底してください。

例えば、「#美容」というハッシュタグをキャプションに入れると、「美容」に興味関心が高そうなユーザーにその投稿がリーチされやすくなります。

リーチしたユーザーからのいいねや保存、コメントなどのアクションがなく、滞在時間（その投稿を見る時間）が短いと、インスタから「この投稿は質が低い」と判断されてしまいます。

このように判断されると、それ以降は投稿が拡散されなくなってしまうのです。

多くの人に見てもらいたい一心で、投稿内容に関係のないハッシュタグを入れたり、惹きがありそうなハッシュタグ入れたりするのは絶対にやめましょう。

3.ハッシュタグ検索ツールを活用する

そんな人は、ハッシュタグ検索ツールを活用するのもおすすめです。

代表的な検索ツールは、次の3つです。

1. ハシュレコ（https://hashreco.ai-sta.com/）
2. タグレコ（https://instatool.nu/tagreco/）
3. instatool（https://instatool.nu/）

これらのツールを使えば、ブラウザでキーワードを入力するだけで、瞬時に関連性の高いハッシュタグを調べられます。

いずれも無料で気軽に使えるツールなため、ぜひ一度試してみてください。

また、ハッシュタグ検索ツールの他に、AIを活用するのもおすすめです。
AIツールを活用すれば、特定のテーマやジャンルでよく使用されているハッシュタグや、自分に合ったハッシュタグを分析してくれます。

インスタのアカウント運用にAIを活用する具体的な方法が知りたい人は、次の無料プレゼントを受け取ってみてください。

インスタでハッシュタグをつける方法4ステップ

ハッシュタグの付け方は、非常に簡単です。

キーワードの頭に半角の「#」をつけるだけで、キャプション内のどこに入れてもタグとして認識されます。

ハッシュタグを入れる位置はキャプションの最後が一般的ですが、文章の途中に入れてもキーワードが強調されて読みやすくなります。

ストーリーズにハッシュタグを入れる場合は、ストーリーズ内にテキストで「#⚫︎⚫︎」と入れるようにしましょう。

1投稿に入れられるハッシュタグの上限は、フィード投稿が30個、ストーリーズが10個です。

ここからは、ハッシュタグのつけ方に関して間違えやすいポイントを4つ紹介します。

1.ハッシュタグは半角の「#（ナンバー）」

正しいハッシュタグは半角の「#（ナンバー）」で、「ナンバー」もしくは「井桁（いげた）」を変換すると出てくる記号です。

さらに、「#（ハッシュマーク）」は、全角で入力するとタグとして認識されない場合があります。

正しくタグ化できるように、必ず半角で入力するようにしましょう。

非常に分かりづらいですが、よく似た記号の「♯（シャープ）」とは異なるため、十分気をつけてください。

2.数字や記号はハッシュタグに含めない

「＆」「／」「！」「＿」 「〇」「★」などの記号や「。」 「、」などの句読点は、全角・半角ともにハッシュタグには使用できません。

キーワードにスペースを含めることもできません。

ただし、中点「・」は使用できるため、キーワードを区切りたい場合には「・」を使うようにしましょう。

3.ハッシュタグの直後にスペースは入れなくてもいい

以前は、ハッシュタグとハッシュタグの間にスペースを入れる必要がありましたが、現在はスペースがなくても認識されるようになりました。

とはいえ、スペースがあった方が見栄えが良く、タップもしやすいため、なるべくスペースを入れるようにすると良いでしょう。

ハッシュタグとセットで、フィード投稿のキャプション文も見やすくきれいに書きたい人は、以下の記事を参考にしてみてください。

4.ハッシュタグに使えないワードもある

インスタのガイドライン（https://ja-jp.facebook.com/help/instagram/613868662393739）に違反する内容のキーワードは、ハッシュタグに使用できません。

1つでも禁止されているタグが含まれていると、他のユーザーに投稿が表示されにくくなるため注意しましょう。

具体的には、次のような内容です。

• アダルトな表現
• 差別表現
• スラング
• 若年層に悪影響を与える可能性のある内容
• その他、使用禁止に指定されているワード

「#副業」「#iphone」など一見問題なさそうなワードも、使用禁止のハッシュタグに指定されている場合があります。

このようなタグは、ハッシュタグ検索をかけると検索結果が非表示になります。

インスタでハッシュタグを使う2つのメリット

初心者やまだフォロワーが少ないアカウントの場合、ハッシュタグの使用は必須と言ってもいいでしょう。

投稿にハッシュタグが必須な理由を2つ紹介します。

1.フォロワー以外のユーザーに見つけてもらえる

投稿数の少ないハッシュタグであれば、検索の上位に表示される可能性があります。

投稿されている件数が少なければ、検索ボリュームも少ないケースがほとんどです。

大幅なリーチ数の増加にはつながりませんが、フォロワー以外のユーザーに見つけてもらえる貴重な機会が増やせるのが、ハッシュタグを活用するメリットです。

2.興味関心の高いユーザーに見つけてもらえる

ハッシュタグの一番の目的が、投稿のジャンル認知です。

投稿にハッシュタグを入れると、インスタに自分の投稿ジャンルを認知させることができ、正しくジャンル認知がされれば、興味関心の高いユーザーに投稿が届きやすくなります。

その結果、滞在時間が長くなったり、いいねや保存、コメントなどのアクションが増えたりと、投稿が伸びやすくなるのがメリットです。

インスタでハッシュタグを使いこなすための4つのコツ

真剣にアカウントを伸ばしたい人は、次の4つを必ず押さえておきましょう。

1. むやみにトレンドのハッシュタグを使わない
2. 人気の高くないハッシュタグも入れる
3. 検索の上位表示を目指す
4. ハッシュタグはつけすぎない

1.むやみにトレンドのハッシュタグを使わない

世間で話題になっていることに関連したハッシュタグをつけると、多くのユーザーに投稿がリーチしやすくなりますがあまりおすすめできません。
投稿にハッシュタグをつけすぎてしまうと、ジャンル認知の妨げになってしまうためです。

興味関心の低いユーザーに投稿が届くと滞在時間が短くなり、いいねや保存、コメントなどのアクションがつかず、質の低い投稿と見なされてしまいます。

投稿やアカウントのジャンルに沿ったハッシュタグのみが入っている状態が理想です。

2.人気が高くないハッシュタグも入れる

投稿にハッシュタグをつけるときは人気のハッシュタグだけでなく、件数が少ないタグもつけるようにしましょう。

人気のハッシュタグを選んだ方が多くの人に見てもらえると思いがちですが、実はそうでもありません。

人気の高いハッシュタグは投稿数も多く、たいていは他の投稿に埋もれてしまいます。

フォロワー数の少ないアカウントの投稿が人気ハッシュタグの検索上位に載ることは、残念ながらほとんどありません。

はじめは、人気の高いハッシュタグとニッチなハッシュタグを組み合わせて入れるようにしましょう。

3.検索の上位表示を目指す

インスタで多くのユーザーに自分のアカウントを知ってもらうためには、検索上位に表示させるのが一番の近道です。

アカウントの影響力が低いうちは、なるべく投稿数の少ないハッシュタグを狙うのがおすすめです。

4.ハッシュタグは多くなくていい

できるだけ多くの人に見てもらいたいからと言って、ハッシュタグを無理に多く入れるのは賢明とは言えません。

ハッシュタグは、フィード投稿に30個、ストーリーズには10個まで追加できますが、無理して上限までつける必要はないです。

投稿内容と関連性の低いハッシュタグを入れるとむしろマイナスになってしまうため、少なめにしておく方が無難でしょう。

まとめ：インスタでハッシュタグを活用して投稿の拡散を狙おう

この記事では、インスタの投稿をバズらせたりアカウントを伸ばす手助けをするハッシュタグの選び方について解説しました。

Instagramの特性を正しく理解して、上手にハッシュタグを活用してみてください。