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アウトバウンドマーケティングの手法と効果とは

現在、あらゆる業種のマーケティング手段としてSNSが活用されています。

一方で、SNSマーケティングとは言っても

何から始めたらいいのかわからない。

マーケティングと言うからには難しいのではないか?

と思う方も多いでしょうか。

マーケティング手法として有効な手段に、「アウトバウンドマーケティング」があります。

アウトバウンドマーケティングのノウハウをマスターすることで、見込み客に適切なアプローチがしやすくなります。

SNSマーケティングは、アウトバウンドマーケティングと対するインバウンドマーケティングのたった2つを上手に組み合わせるだけで、簡単に運用可能です。

みかみさん

本記事では、SNSマーケティングの手法の1つ、アウトバウンドマーケティングについて詳しく紹介するよ!
インバウンドマーケティングについては「SNS投稿」でご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてね!

目次

アウトバウンドマーケティングとは

アウトバウンドマーケティングとは、企業から消費者へ直接アクションを起こすマーケティング手法です。

アウトバウンドマーケティングでは、ターゲットとなる消費者は情報を受け取るか否かを自分で決定するのではなく、企業が出した情報を受動的にただ受け取るのが特徴です。

そのため、情報を確実に届けることができる手法になります。

SNS運用におけるアウトバウンドマーケティングの場合、以下の手法が該当します。

  • DM
  • コメント
  • フォロー
  • リプライ
  • いいね周り

インバウンドマーケティングとの違い

インバウンドマーケティングとは、顧客が自動的に集まってくる仕組みを作り上げるマーケティング手法です。

例えば、SNSアカウントの運用やセミナーの開催などは会社側が直接的なアプローチをしなくても顧客が受動的に集まるため、インバウンドマーケティングに分類されます。

特に、SNS投稿は資産として残るので継続的に効果が得られるため、SNSマーケティングには欠かせません。

アウトバウンドマーケティングのメリット2選

アウトバウンドマーケティングのメリットをあらかじめ知っておくことで、費用を投入する理由と効果を把握できます。

本項を参考にして、自社がアウトバウンドマーケティングをDM、コメント、いいね周りのいずれで採用するのか検討材料にしてみてください。

費用に比例して効果が出る

アウトバウンドマーケティングでは基本的に、かけた費用とそれに伴う成果は比例します

テレアポをイメージするとわかりやすいでしょう。電話をかけた数と成約数は、比例関係にあるとわかります。

アウトバウンドマーケティングでは費用と成果がある程度比例するため、予算と成果の予測が立てやすいのが大きなメリットです。

あらかじめ欲しい成果を詳細に立案し、過去のデータ等を参考に予算を決定すれば、無駄な支出を減らせます。

アウトバウンドマーケティングで得たデータは必ず自社内でまとめておくことで、次回またその次と出費を抑えつつ狙った効果を出せるようになるでしょう。

即効性がある

アウトバウンドマーケティングの場合、自社サービスと消費者のニーズが合致していた場合購買につながる速度が速いのも大きなメリットです。

そのため、的確にニーズを自社で補える見込み客に対して、アウトバウンドマーケティングを行えるかがカギとなります。

見込み客にアプローチするために、見込み客が集まるSNSの市場でいいね周りやフォロー、コメントといった別角度でのアウトバウンドマーケティングも必要となります。

まずは、即効性のあるアウトバウンドマーケティングで集客を行い、その次のインバウンドマーケティングにバトンを渡せるように計画をしましょう。

アウトバウンドマーケティングのデメリット3選

SNSマーケティングでアウトバウンドマーケティングが必要である理由、そのメリットをご紹介しました。一方で、アウトバウンドマーケティングには、デメリットもあります。

デメリットについて把握しておくことで、不利益を被るリスクを低減できるでしょう。

コストがかかる

アウトバウンドマーケティングは地道ないいね回りやコメント返信など、工数がかかる作業しかありません。

広告の出稿の場合は工数自体はかかりませんが、成果をあげるにはそれなりに費用がかかるため、それなりのコストは付き物でしょう。

アウトバウンドマーケティングの1つに、DM送信があります。

このDMを見込み客全員に送るのにも相当な時間がかかるため、他の作業に回せる時間が足らないという事態も発生しかねません。

仮に、DMなどのアウトバウンドマーケティングの業務を外注して工数の削減はできても、その分の費用が発生するため、アウトバウンドマーケティングにはそれなりのコストがかかる前提で進めましょう。

真似されやすい

アウトバウンドマーケティングは、送るDMの内容や導線の作り方が簡単に真似されやすい傾向があります。インバウンドマーケティングの一環である、SNS投稿の場合はアカウントカラーやキャラクターを全面に出せるため真似される心配は少ないです。

なぜなら、アカウントカラーを作り出すのもキャラクター付けも一夜で簡単に作り出せるものではないためです

ですが、アウトバウンドマーケティングは自分だけの特異性を出すことは難しいため、容易に真似されるリスクがあります。

競合に真似された結果、同じようなマーケティング手法が周りに広がり、思ったように集客できなくなる場合もあります。

競合と比べて優位性を確保しつつ、インバウンドマーケティングを同時に行うことで真似されるリスクを最低限に抑えられるでしょう。

そして、徐々にアウトバウンドマーケティングからインバウンドマーケティングへと顧客を移行させていくイメージを念頭に置いて、運用方針を定めていきましょう

効果が一時的

アウトバウンドマーケティングは、お金や人的リソースを投資している間しか効果を期待できません。テレアポでも広告でも、やめてしまえば効果が出ないのは当然です。

SNSマーケティングに限った話の場合、いいね周りをしている期間しか認知されませんし、DM送信をしても継続的な効果は期待できません。

アウトバウンドマーケティングで成果をあげる5STEP

アウトバウンドマーケティングのメリットとデメリットを知ったことで、なんとなく運用のイメージは湧いたかと思います。

本章は、これだけでアウトバウンドマーケティングをマスターできる秘訣を紹介します。

1.誘導先の決定

まず初めに、アウトバウンドマーケティングで誘導する誘導先を決める必要があります。

SNS集客における代表的な誘導先には、以下が挙げられます。

  • 公式ライン
  • プレゼント
  • 無料相談…など

誘導先を初めに決めないと、アウトバウンドマーケティングでどのようなアクションをするかが決められません。アクションから決めてしまうと誘導先に上手く流すことができず、アウトバウンドマーケティングの恩恵を受けられない危険性もあります。

必ず、初めに誘導先を決定しましょう。

2.アクションの決定

続いて、決まった誘導先に応じてアクションを決めます。

アクションは競合調査を行うことで、選択肢を生み出せます。

マーケティングの基本が競合調査なため、似たような誘導先を持つアカウントがどのように誘導しているかを数多くリサーチしましょう。リサーチを重ねることで、魅力的なアクションが何かが必ず把握できます。

3.ターゲットの決定

次に、ターゲットを決定します。ターゲットの決定でも競合調査が欠かせません。

代表的なターゲットの決め方は、競合のアカウントのポスト(ツイート)にいいねしていたり、リポスト(リツイート)したりしているユーザーや、競合のフォロワーがターゲットとなります。

こういった人々が共通してフォローしているアカウント、そのアカウントによくコメントをしているユーザーは見込み顧客となりえます。

リストを作成し、アクションに移しましょう。

4.実行

ステップ2で決めたアクションを、ステップ3で決めたターゲットに行うだけです。

このときに、ターゲットのリストをあらかじめ作っておくと、スムーズに運用できるのでオススメです。

5.PDCAを回す

最後にPDCAを回し、改善を繰り返します。具体的には、以下の順番で進めていきます

  • 誘導先とアクションを検証する
  • アクションとターゲットは労力対効果で優先順位を付ける
  • アクション内容をブラッシュアップする
  • 効率化する

それぞれ詳しく解説します。

誘導先とアクションを検証する

アウトバウンドマーケティングでは、1000人にDMを送ってもなかなか誘導先まで進んでくれないことがよく起こります。

誘導先に進んだユーザーが0の間は、競合に比べた際の優位性や権威性など、足りていないことがある証拠です。試行錯誤を繰り返し、まずは1人でもユーザーを誘導できるように改善が重要です。

1人でも誘導できたなら、何かユーザーにとって引きのある項目があるはずです。その強みを強め、誘導できる人数を増やしましょう。

アクションとターゲットは労力対効果で優先順位を付ける

ターゲットによってアクションに対して、反応の良し悪しはあります。

同じように、アクションもアクションごとに反応が異なります。

様々な手法を試していく上で、反応のいいものから順位付けをして進めていくといいでしょう。

アクション内容をブラッシュアップする

最初に誘導先とアクションを検証していた時と同じ要領で進めていきましょう。

とにかく、何が引きのある箇所なのかを徹底的に検証していくことが重要です。

効率化する

アウトバウンドマーケティングはデメリットにも挙げた通り、工数がかかります。

外注やシステム構築をしていくと、運営者側は別の業務に時間を避けるため、集客全体でより成果を上げられるに違いありません。

ある程度費用に余裕がある場合や、効果が確実に期待できる試算がある場合は、資金を投下し効率化していくといいでしょう。

アウトバウンドマーケティングで忘れてはいけないこと

アウトバウンドマーケティングは、見込み客と直接的なやり取りをするマーケティング手法です。

人と人、1対1のやり取りであることは絶対に忘れてはいけません。

無感情なテンプレ文での返信や機械的ないいねは、ユーザーの心証が悪くなりかえって逆効果です。

個人でX(Twitter)を利用している時のようにコメントを返したり、いいねをしたりするのがベストな運用方法でしょう。

まとめ:アウトバウンドマーケティングを活用して認知度アップを狙おう

今回は、SNSマーケティングで成功するために必要な施策の1つ、アウトバウンドマーケティングをご紹介しました。

アウトバウンドマーケティングについて、以下であらためておさらいしていきます。

  • アウトバウンドマーケティングは能動的に顧客を集める手法
  • アウトバウンドマーケティングのメリットは2つ
  • 忘れていけないのは、ユーザーと一対一で向き合う姿勢

本記事のアウトバウンドマーケティング手法と別記事でご紹介したインバウンドマーケティングを組み合わせ、SNSマーケティングを最適化しましょう。

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