SNSをビジネス活用したいものの、「自社のアカウント運用」「広告運用」など、X(Twitter)マーケティングにおける2つの手法や、その他SNSの利用の選択肢が多すぎてわからなくなっていませんか?
現代のSNS活用では、「適切な媒体/手段を利用する」ことが非常に重要です。
そんな中、X(Twitter)活用を検討している企業は、X(Twitter)のメリットデメリットを知り、自社に適切なSNSか判断する必要があります。
適切な選択をしなかった場合、大きな運用コスト損失になるリスクもあります。
僕はフォロワー数4万人のX(Twitter)アカウント「みかみ@東大|サクセスラーニング®︎(@mikami_01)」を運用している、SNSのプロなんだ!
僕が企業のSNS活用を見ると「違う手法の方がいいのに…」と思うことがたくさんあるよ。
この記事では、SNSマーケティングを知り尽くしたプロだからわかるX(Twitter)のメリットデメリットを紹介していきます。
X(Twitter)マーケティングに取り組みたい企業向けの4ステップも詳しく解説しているため、ぜひ記事を読んでX(Twitter)の活用価値を見定めていきましょう。
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企業がX(Twitter)を運用する4つのメリット
X(Twitter)を企業が運用するメリットを4つご紹介します。
企業でこれからX(Twitter)を運用しようか検討している方は、各メリットを参考にしてみましょう。
1.情報の拡散性、リアルタイム性が高く、多くの人に見てもらいやすい
X(Twitter)は、情報の拡散力とリアルタイム性が高いメリットがあります。
X(Twitter)の特徴的な機能として、RT(リツイート)があります。自分の投稿を他のユーザーがRTすることで、フォロー外のユーザーにも投稿が届くのが、X(Twitter)の大きなメリットです。
RT機能をがあるX(Twitter)は拡散性が非常に大きなSNSなため、「自分のフォロワーにも教えたい!伝えたい!」と思うような投稿をするほど拡散される仕組みになっています。
つまり、X(Twitter)企業アカウントを始める際、リポスト(リツイート)してもらいやすい投稿にこだわることで、運用したてのアカウントでも多くの人に拡散できる可能性があります。
特に、リポスト(リツイート)されやすい投稿は、主に次のような内容です。
- ニュースなどタイムリーな情報
- プレゼント情報などお得な情報
- 作り方など誰かの役立つ情報
- 笑えるユーモアのあるネタ
全て、「自分のフォロワーにも教えたい!伝えたい!」の思いから拡散されるトピックです。リポスト(リツイート)されやすい話題を選んで投稿しましょう。
2.顕在顧客に対してアプローチができる
X(Twitter)のメリットに、デジタルマーケティングとは違った手法で見込み客にアプローチできる点があります。
これまでのデジタルマーケティングでは、企業や商品の情報は小売店や企業・商品のWEBサイト等に足を運んでもらう、アクセスしてもらうことで情報を届けていました。
顧客の頭の中に自社・自社商品やサービスがある状態でないとアプローチできないため、興味関心を持っている人にしか詳細を伝えられないのがデメリットでした。
一方、X(Twitter)では、おすすめ欄やいいね、リポストなどにより、企業や商品に接点のなかった層にも投稿を閲覧してもらえます。
自社や商品・サービスに対して興味を持っていなかった潜在顧客に興味を持ってもらうきっかけを作れ、さらなる拡散や販促効果も期待できます。
ユーザーが受動的に自社や商品を認知できるようになるのが、X(Twitter)を活用したマーケティングの強みの一つです。
3.自社ブランディングが可能
SNS上のブランディングをする最大のメリットは、自社や商品のファンができる点です。
基本的に人が誰かのファンになる時は、人柄やキャラクター要素に対して興味を持って共感します。
例えば、漫画の登場人物も過去編を抜けてどんな理念を持っているかとか、他の登場人物との交流からどんなキャラクターかを知った時にファンになる場合が多いと思います。
実は、空前のブームを巻き起こした鬼滅の刃では、敵として出てくる鬼のファンもいるそうです。
このように人気になる敵キャラは、なぜ敵になったのかキャラクターの深堀りがあり、ファンから共感されることで人気になっているのでしょう。
つまり、SNS内で共感され、応援されるのは「キャラクター」を出しているアカウントなのです。
商品やサービス紹介だけでなく、投稿している内容にキャラクター性を追加することで、認知度や好感度の向上が期待できるため、必ず独自のキャラづけをおこないましょう。
参考事例の中にもありますが、SHARPさんのX(Twitter)アカウントはかなり勉強になる運用スタイルなため、ぜひ参考にしてみてください。
4.口コミを投稿してもらえる
X(Twitter)の大きなメリットは、SNS内でユーザーの口コミが生まれる点です。
口コミは、自社発信だけでは手に入らない「第三者からの肯定」を得られる最強の発信です。
過去にステマを行っていた企業があり、都合が悪いことを言わないイメージがあるため、企業の発信を100%信頼することは難しいです。
その結果、ユーザーが商品の検討や判断するときにチェックしているのが、第三者からの評価(レビュー・口コミ)です。
特に、大量の口コミが投稿されている企業やその商品は、ユーザーの目に触れる機会が多くなるため、爆発的に売れる傾向があります。
X(Twitter)は、ユーザーのつぶやきが顕著に現れる媒体です。消費者の何気ないポスト(ツイート)から、企業やサービスへの個人的な感想や評価を確認できます。
ユーザーのポスト(ツイート)から、他のユーザーは自社を判断します。
口コミの質を高めるために製品自体をアップデートしたり、口コミを作り出したりしましょう。
X(Twitter)を運用する3つのデメリットと有効な対策
X(Twitter)のアカウント運用はメリットだけではなく、注意するべきデメリットも存在します。
- 情報の誤認に注意
- 匿名のユーザーによる攻撃
- 炎上のリスク
デメリットには必ず「効果的な対策方法」があるため、この記事を読んでよく理解しておきましょう。
1.情報の誤認に注意
X(Twitter)は、他のSNSと比べて特に情報の誤認が起こりやすいです。
X(Twitter)は文字での投稿となるため、言葉足らずで情報が誤認されたり、文脈を理解されず投稿の一部を切り取られたりして、意図せず炎上するリスクがあります。
炎上への対策方法は、画像や動画を活用してユーザーに投稿の内容を簡単にイメージしやすくすることです。
画像や動画を使えば、投稿が目に留まりやすくなるため、ポスト(ツイート)に対する反応もよくなる傾向があります。
ただし、画像が原因で炎上する恐れもあるため、投稿する内容には気をつけるようにしましょう。
2.匿名のユーザーによる攻撃
X(Twitter)では自分に落ち度がない場合でも、匿名のユーザーに攻撃される恐れがあります。
X(Twitter)は匿名性の特徴が強く、顔のわからない状態でのアカウント交流が主なため、自分が思ったことを言いやすい場であると世間から認識されています。
他のSNS比べても、攻撃性の高い反応があるのがX(Twitter)といえるでしょう。
攻撃に対する対処法は、シンプルに相手にしないでおくことです。不特定多数のユーザーに拡散される上で、多少なりともアンチが出てくる点は理解して利用するべきでしょう。
また、見方を変えてアンチコメントも顧客の実際の声として商品・サービスの向上に役立てると、先ほど説明したX(Twitter)を運用するメリットにも繋がります。
3.炎上のリスク
X(Twitter)でアカウント運用すると、ポスト(ツイート)や行動が原因で自分が意図せず炎上してしまうリスクがあります。
X(Twitter)では拡散されやすいようにインパクトのある情報が必須ですが、インパクトを重要視しすぎると炎上のリスクも高まる点を覚えておきましょう。
炎上に対する対処法とは、投稿の前にあらゆる炎上のリスクを想定しておくことです。
言葉の言い回しや時代の流れを考えた投稿、誤認の可能性などのリスク想定が必須です。
また、炎上してしまった時の対策も事前に考えておくとなお良いでしょう。
実際にX(Twitter)を運用している企業アカウント3選
企業でX(Twitter)をビジネス利用する際は、メリットとデメリットの両面を把握した上で、効果的なアカウント運用が重要です。
ここからは、実際の企業の戦略を見てどの部分が優れているのかを解説していきます。
- 株式会社ローソン
- シャープ株式会社
- 任天堂株式会社
1.株式会社ローソン
株式会社ローソンは、2024年4月時点で830万人以上のフォロワーを獲得しているX(Twitter)企業アカウントです。
X(Twitter)アカウントはこちらから。
特徴 | ・X(Twitter)キャンペーンを積極的に実施している。 ・マスコットキャラクターである「あきこさん」が、X(Twitter)にてメッセージを発信している。 |
強み | ・確立したキャラのマスコットキャラクターを使用することで企業感が少なくなり、消費者が親しみやすくなる。 ・消費者がX(Twitter)に参加しやすくなる。 |
親しみやすさ、情報の豊富さ、フォローメリットの提供など様々な戦略が練りこまれたX(Twitter)アカウントです。X(Twitter)キャンペーンを積極的に実施し、消費者と関係性を近くしているのが特徴です。
ローソンが実践しているX(Twitter)キャンペーンについては、以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ認知やフォロワーを増やす際に活用してみてください。
2.シャープ株式会社
シャープ株式会社は、2022年12月時点で83万人を超えるフォロワーを獲得しているX(Twitter)企業アカウントです。
企業アカウントのキャラづけは、シャープが確立したと言っても過言ではないほど非常に有名な存在です。
X(Twitter)アカウントはこちらから。
特徴 | ・消費者とのコミュニケーションを重点的に行い信頼関係を生み出している・友達感覚のX(Twitter)運用方針 |
強み | ・他社のTwitterアカウントとも積極的に交流がされており、企業の壁を越えた交流が見られるのが魅力。 |
人と人の対話・コミュニケーションを通して、ファン獲得に繋げているお手本とするべきアカウントです。
3.任天堂株式会社
任天堂株式会社はゲームの最新情報が公開されており、同社のゲームファンにとってはフォロー必須のX(Twitter)アカウントです。
X(Twitter)アカウントはこちらから
特徴 | ・カスタマーサポート用に、X(Twitter)アカウントが別に設けられている ・用途によってアカウントを分けて、必要な情報のみを消費者が得られるようにする工夫がある。 |
強み | ・ポケモン、ゼルダ、スマブラ、どうぶつの森、カービー、スプラといった一つ一つのシリーズごとにアカウントを作って運用しているため、無駄な情報が流れてきづらく、消費者の離脱率を防いでいる。 |
消費者にとって必要な情報を伝えるように、アカウントを分けるなどの工夫が見られる、X(Twitter)マーケティングに力を入れているアカウントです。
X(Twitter)でマーケティングを始めるための4ステップ
実際に、X(Twitter)でマーケティングを始めるための4つのステップについて解説します。
- 競合調査
- ブランディング
- X(Twitter)運用の方針の設計
- アカウントを作成する
1.競合調査
自社のアカウント方針を決定する前に、他社や他業界の事例をリサーチします。
他者のX(Twitter)アカウントの運営方法を参考にせずに良い施策を思いつくことはないため、上手くいっている事例を参考にしてマネしていくことが重要です。
しかし、安直に1つのアカウントを丸々パクってしまっては、ただのパクりアカウントです。
多くのアカウントから「良い部分」と「悪い部分」を分け、良い部分だけを自社アカウントに取り入れることで「たくさんの良い部分をまとめたいいアカウント」が完成します。
これだけでは「自社の色」を出すことは不可能なため、自社の独自性を出す「ブランディング」について解説します。
2.ブランディングに力を入れる
X(Twitter)でマーケティングする際は、自社ブランディングに力を入れましょう。
ブランドとは、次の公式で表されます。
「ブランド=ポジション×キャラクター」
ここからは構成要素の2つを深く定義していきましょう。
ポジション
ポジションとは、自社の一番の武器を指します。この「自社の一番の武器」を強く意識してもらうことが、ポジション取りの目的です。
発信では、ポジションへの信頼と期待が積み上がるような発信を続けていく必要があります。
次のように、自身のポジションを伝え続けることは大切です。
46日目
『環境ってすげえ』
『大企業をリスペクトします』
『きっちり頑張ります。』#ジョブズを目指すただの東大生みかみの等身大日記 pic.twitter.com/pRSIdBuyB5
— みかみ@東大|本質のSNSマーケター|SNS起業0→100を徹底支援 (@mikami_01) December 21, 2022
キャラクター
人間は「人間らしさ」に反応し、応援したくなる生き物なため、企業アカウントを運用する場合にも「人感」が必要になります。(属人性)
重要になるのが、アカウントの「キャラクター性」です。
ただ人間味を感じさせるだけではユーザーの印象には残らないため、自社のアカウントだと一目でわかるような自社ならではの興味を惹くキャラづけで差別化を行いましょう。
「ポジション」と「キャラクター」をうまく掛け合わせれば、自社に対して信頼と期待が積み上がる発信ができます。
キャラクターを表に出すためには、情報をキャラクターでコーティングした発信が欠かせません。
企業のブランディングが固まると、ライバル企業と比べてみたときに自社との違いを明確にできます。
消費者にも他者との違いを感じてもらえ、その結果、自社の商品やサービスを選んでくれる仕組み(ブランディング)ができるでしょう。
3.X(Twitter)運用の方針の設計
X(Twitter)は、ただフォロワー数を増やすために運用していては残念ながら売り上げは伸びません。
フォロワーをいかに、売上につながる動線に誘導できるかが、X(Twitter)運用のポイントです。
「売上につなげる動線」とは、自社のX(Twitter)アカウントを見た方が「公式ライン」「HP」「LP」などの他メディアに移ることによって、購買につながる動線を指します。
X(Twitter)のフォロワーを増やそうと頑張った結果、全然売り上げにつながっていない方は多いのではないでしょうか?
この話をきいドキッとした人は、ぜひSNSマーケティングの記事を読んでみてください。
きっと、SNSを事業に活かすためのノウハウがわかるはずです。動線を考えるための完全版マニュアルは、「SNSマーケティング4ステップループ」の記事をご覧ください。
この動線を設計し終わったら、決めていたポジション/キャラクターを元にポスト(ツイート)をしていきましょう。
4.アカウントを作る
運用の方針が決まったら、企業アカウントを作ります。X(Twitter)のアカウントの作り方は、非常にシンプルです。
次の1と2の流れをご覧ください。
1.X(Twitter)で検索・「アカウント作成」をクリックする
2.名前・電話番号の登録する
2の名前登録は、企業アカウントの場合「会社名」を設定しましょう。電話番号は、会社の番号や担当者に該当する人の電話番号を使用すると良いでしょう。
最後に、X(Twitter)運用のコツについての動画をご覧ください。
3分とかなり端的にまとまっていながら、X(Twitter)運用のコツを素早く把握できます。
まとめ:X(Twitter)の企業アカウント運用はメリットが圧倒的に多い
企業でX(Twitter)を運営するメリットとデメリットを、最後にもう一度おさらいしていきます。
メリット
- 情報の拡散性、リアルタイム性
- 様々な消費者層にアプローチができる
- 消費者の客観的な評価の確認ができる
- 自社ブランディングが可能
デメリット
- 情報の誤認に注意
- 匿名のユーザーによる攻撃
- 炎上のリスク
デメリットを確認して、X(Twitter)運用を懸念する人もいるとは思いますが、それぞれに対処法もあるため、運営する価値があると言えます。
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