


頑張って撮った一枚。
構図も、色味も、ストーリーも納得の仕上がりで、「これはうまくいきそう」と思って投稿したのに──
◎「頭の部分が切れてしまっている」
◎「文字が途中で見えなくなっている」
◎「フィードに並べたら、世界観が少し崩れて見える」
そんな経験をされた方も、多いのではないでしょうか。



この記事を読むと
✅頑張って撮写真が切れる原因が一瞬で理解できる
✅今日から失敗しない投稿が作れる
✅プロフィールや発見欄でも切れない配置がわかった一枚
とできるようになっているよ!
※本記事の内容は 2025年11月時点のInstagram仕様 をもとに作成しています。
今後のアップデートで細かい仕様が変わる可能性がありますので、必要に応じてInstagram公式ヘルプもあわせてご確認ください。
インスタで写真が切れる…そのモヤモヤ、今日で区切りをつけませんか
きっと本当の理想は、
- どの端末から見ても写真が切れないこと
- フィード全体の世界観がきれいに揃っていること
- そして、毎回サイズに迷わず安心して投稿できること
この3つが、自然に同時に叶っている状態だと思います。
この記事は、その理想にできるだけ負担少なく近づいていくための「実務マニュアル」です。読み終わるころには、
「あ、もう “写真が切れる不安” を気にしすぎなくて大丈夫だな」
と、少し肩の力を抜いてインスタを開けるようになっていただけたら嬉しいです。
「切れない投稿」に必要な4つの前提
難しい専門用語を完璧に覚える必要はありません。ただ、次の4つだけ押さえておくと、とてもスムーズになります。
- インスタで使われる「アスペクト比」の基本を知っていること
- 投稿タイプごとの”推奨サイズ”を、ざっくり理解していること
- 複数枚投稿では「1枚目の比率がすべてに適用される」ルールを知っていること
- 写真編集アプリを1つだけ「相棒」として決めておくこと(例:Canvaなど)
この4つがそろうと、
「なんで切れるんだろう?」というモヤモヤが薄れていき、
「こうすれば大丈夫だな」と判断できる軸が持てるようになります。
ほぼ全員がハマりがちな「写真が切れる」落とし穴
インスタ歴が長い方でも、つまずきやすいポイントがこの3つです。
①:仕様変更を「なんとなく」でしか理解していない
Instagramでは2025年以降、プロフィールのグリッド表示が従来の正方形(1:1)から縦長寄りの比率で表示されるケースが増えました。
その影響で、4:5で投稿した写真の左右が少し切れて見えることがあり、「思ったよりトリミングされている…」と感じる方が増えています。
その結果、
「自分ではちゃんと撮ったつもりなのに、プロフィールで見ると左右が切れている…」
という現象が起きやすくなっています。
②:アスペクト比と「推奨サイズ」が曖昧なまま
インスタは、投稿の種類ごとに“得意なサイズ”が決まっています。
代表的なサイズを整理すると、次のようになります(px=ピクセル):
| 用途 | 推奨サイズ | アスペクト比 |
|---|---|---|
| フィード正方形 | 1080 × 1080 | 1:1 |
| フィード縦長 | 1080 × 1350 | 4:5 |
| フィード横長 | 1080 × 566 | 約1.91:1 |
| リール / ストーリーズ | 1080 × 1920 | 9:16 |
| プロフィールアイコン | 320 × 320 | 1:1(丸表示) |


この「物差し」を知らないまま投稿すると、インスタ側で自動トリミング → 表示が切れてしまう、ということが起きがちです。
③:複数枚投稿の「1枚目ルール」を知らない
インスタの複数枚投稿(カルーセル)は、1枚目の縦横比が「ルールブック」になります。
- 1枚目:正方形
- 2枚目:縦長
といった組み合わせで投稿すると、2枚目は強制的に正方形にトリミングされてしまいます。
「2枚目だけ、なぜか切れている…」
というときは、このパターンに当てはまっていることが多いです。
4:5+真ん中の正方形を意識すれば、もう写真は切れにくくなる
ここまでの内容を一度シンプルにまとめると、
「4:5を基準にして、重要な要素は”中央の正方形”に収める」
これが、写真が切れにくいインスタ投稿をつくるための、最短ルート になります。
- フィードは「4:5(1080×1350)」を基本サイズにする
- 同時に、プロフィールグリッドや発見タブでの正方形プレビューも想定し、中央の1080×1080の中に、一番大事な被写体や文字を置く
この「二重ガード」をしておくことで、
- フィードで大きく、迫力のある見え方になり
- プロフィールでは世界観の整った並びになり
- 発見欄でも、見切れにくくなります
もし、今の状態のまま何も対策しないでいると、せっかく時間をかけて準備した投稿も、
投稿の印象が少し弱まってしまい、せっかく見に来てくださった方が離れてしまうこともあります。
大きなトラブルではありませんが、“見え方の小さな差”が積み重なると、フォロー率や保存数に影響することもあるため、早めに整えておくと安心です。
サイズの調整は、単なるテクニックというより、あなたの投稿の「印象」と「信頼」を守るための小さな配慮と考えていただくと、イメージしやすいと思います。
今日から実践できる10ステップ
ここからは、「もう写真が切れない投稿」を作るための10ステップを、できるだけ負担の少ない順番で並べていきます。
STEP1:まず「どの投稿タイプか」を決める
◎フィードにきちんと並べたい → フィード投稿
◎動きで伝えたい → リール
◎日記的・気軽な発信 → ストーリーズ
最初にここを決めておくことで、後からサイズに迷う場面がぐっと減ります。
STEP2:投稿タイプの”基準サイズ”を1つだけ決める
◎フィード:4:5(1080×1350)を基本にする
◎リール / ストーリーズ:9:16(1080×1920)
この2つだけ覚えておけば十分です。細かな数値は、必要なときに表やメモを見返せば大丈夫です。
STEP3:複数枚投稿にするか、1枚だけにするか決める
◎スワイプで見せたい → 複数枚
◎1枚で完結させたい → 単体投稿
この時点で、「複数枚にするなら、すべて同じ比率でそろえる」と決めておくと、後から悩まずに済みます。
STEP4:編集アプリを1つだけ選ぶ(Canvaなど)
すでに使い慣れたアプリがあれば、それで十分です。特に決まっていない場合は、Canva:テンプレートが豊富で、ガイド線も使えるので、”相棒アプリ”として選ばれる方も多いです。
STEP5:キャンバスサイズを「基準サイズ」に合わせて作成する
例:フィード用に投稿したい場合
1.Canvaを開く
2.「カスタムサイズ」を選ぶ
3.横1080 × 縦1350(4:5)でデザインを作成
複数枚投稿にする場合は、すべてのページをこのサイズで統一しておくと安心です。
STEP6:写真を読み込んで「中央」に配置する
1.写真をキャンバスにドラッグする
2.画面中央にガイド線が出る位置まで調整する
3.拡大しすぎず、上下左右に適度な余白を残す
「大事な被写体は、真ん中の”正方形ゾーン”に置く」ということを意識しながら配置してみてください。
STEP7:文字やロゴは「正方形の中」だけに入れる
フィードや発見欄のプレビューでは、真ん中の正方形部分だけが表示されます。そのため、
◎タイトル
◎ロゴ
◎重要な数字やメッセージ
といった要素は、中央1080×1080の範囲内に配置するのが基本です。
STEP8:プロフィールグリッドの”見切れゾーン”をガイド線で可視化する(応用)
プロフィールのグリッドは、投稿した画像(4:5)よりやや横幅が狭い縦長表示(約3:4前後)になるため、
左右が少し見切れる可能性があります。
Canvaのガイド線を使うと、イメージがつかみやすくなります。
STEP9:書き出す前に「3つのプレビュー」をイメージでチェック
1.フィード単体表示での見え方
2.プロフィールグリッド(正方形プレビュー)での見え方
3.発見タブ / 他の人の画面での見え方
それぞれをイメージしながら、被写体が途中で切れていないか、文字が読みにくくなっていないか、余白のバランスが崩れていないかを、軽く確認してみてください。
STEP10:一度テスト投稿(もしくは下書き)してから本番投稿する
いきなり本番投稿をせずに、
◎非公開アカウントでテスト投稿する
◎もしくは「下書き保存」して、実際の見え方をチェックする
というステップをひとつ挟むだけで、「思っていたのと違った…」という失敗は、かなり減らすことができます。


それでも写真が切れてしまうときの原因
「手順どおりにやっているつもりなのに、まだ切れてしまう…」というときに、多いケースがこの3つです。
①:スクショや超縦長画像(4:5より縦長)をそのまま使っている
スマホのスクリーンショットや、縦に長い全身写真・Webページのスクショなどは、4:5よりさらに縦長になっていることが多いです。
その場合、
インスタ側で上下が自動的にカットされやすく、特に、人物の頭や足元が見切れやすくなります
→ 対策としては、投稿前に4:5にトリミングしてからキャンバスに載せると安心です。
②:1枚目と2枚目以降で比率がばらばら
- 1枚目:横長
- 2枚目:縦長
というように混ざっていると、1枚目の比率がすべてに適用されてしまいます。
→ 対策:
「複数枚投稿にする場合は、最初から全画像を同じサイズで作る」
過去写真を使う場合も、いったんアプリで同じキャンバスサイズに貼り直す
③:文字入り画像で、文字が端ぎりぎりにある
とくに多いのが、
- タイトル文字が上下ぎりぎり
- 英語ロゴなどを端に寄せすぎている
→ 対策:
文字やロゴは、「正方形の中央エリア」だけに配置する
上下左右に、1文字分程度の余白を必ずとっておく
これだけでも、「文字が途中で切れて読めない投稿」はかなり減らすことができます。
投稿前30秒で確認できる「切れない5項目」
何度も読み返すのは大変なので、投稿前は、この5つだけ意識して見ていただければ十分です。
✅投稿前チェックリスト
□ 投稿タイプ(フィード / リール / ストーリーズ)は決まっていますか?
□ 画像のアスペクト比は、1:1 / 4:5 / 9:16 のいずれかですか?
□ 大事な被写体・文字は、真ん中の正方形ゾーンに収まっていますか?
□ 複数枚投稿の場合、全ページ同じサイズになっていますか?
□ プレビュー(またはテスト投稿)で、実際の見え方を確認しましたか?
この5つをさっと確認する習慣がつけば、「投稿したあとに気づいて落ち込む…」という場面は、ぐっと減っていくはずです。
まとめ:記事のポイント
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございます。いったん、この記事の内容をぎゅっと凝縮して振り返ってみますね。
■この記事の要点おさらい
◎なぜ写真が切れるのか?
→ 仕様の変化、アスペクト比の違い、複数枚投稿の1枚目ルールが主な原因。
◎必要な前提は4つだけ
→ アスペクト比/投稿タイプの推奨サイズ/1枚目ルール/編集アプリを1つ決めること。
◎最短の解決策はとてもシンプル
→ フィードは4:5を基準にし、大事な要素は中央の正方形に収める「二重ガード」。
◎今日からできる10ステップ
→ 投稿タイプを決める → 基準サイズを決める → アプリでキャンバスを作る → 中央配置 → プレビュー・テスト投稿、という流れで、迷いを減らせる。
◎よくある例外パターンも3つだけ
→ 超縦長のスクショ/比率がバラバラな複数枚/端ぎりぎりの文字配置。
◎最後にチェックするのは5項目
→ タイプ・比率・中央に収まっているか・サイズ統一・プレビュー確認。
これらを押さえていただくだけで、「インスタで写真が切れてしまう」というお悩みは、かなり軽くなるはずです。
■ここから先は、「自分の悩みや理想の未来」と結びつけたい方へ
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「こういう学びの場もあるんだな」
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あなたの未来を、自分の手で動かす力を手に入れよう。



