「YouTube広告を出してみたいけど、管理画面を開いたら項目が多すぎて閉じてしまった」——そういう人は少なくありません。費用の仕組みも形式の違いも分からないまま進もうとすると、最初の画面で止まるのは当然です。
その感覚は、知識の不足ではなく「決める順番が分からない」ことから来ています。YouTube広告は設定項目が多い分、最初に何を決めるかの順番さえ分かれば、管理画面は読めるようになります。
YouTube広告は、目的→形式→準備→設定の順番で決めれば、初心者でも出稿まで進められます。 ただし、この順番を無視してとりあえず設定を始めると、途中で「自分の目的にこの形式が合っているのか」「予算はこれで合っているのか」と迷いが止まらなくなります。成果の出る出ないの差は、広告のセンスではなく設計と順番の問題です。
この記事を読めば分かること
✅YouTube広告の費用の仕組みと予算の考え方
✅初心者が最初に選ぶべき広告形式とその理由
✅出稿前に揃える3つの準備(チェックリスト付き)
✅出稿までの5ステップ(各ステップで決めること)
✅審査で落ちやすいパターンと対策
✅配信後1週間で確認する3つの指標


監修者 三上 功太 / アドネス株式会社 代表取締役
“本質のSNSマーケター みかみ“として
2020年からSNSで活動を開始
現在はアドネス株式会社 代表取締役として、
300名以上のメンバーを束ねる
教育のDXを実現し、累計生徒数5,000名を突破した
スキル習得プログラム「スキルプラス」を運営
最新AIを活用し、組織マネジメントに特化したサービス
「VisionToDo」を独自開発
SNS総フォロワー数は30万人を突破し、
Abemaや、朝日新聞、テレビなど多数のメディアに掲載
渋谷、新宿など主要駅でブランド広告を配信
▼ 2025-2026年の主な実績
- Amazonランキング1位獲得
(2026/1発売 新著『賢く生きる習慣』) - 特許を2件取得
(教育の属人性を解消する動的カリキュラム技術) - 東京大学・大阪教育大学にて特別講義
- 東北大学医学部と共同研究を開始
- 堀江貴文氏とラジオ対談出演 (CROSS FM)
- 渋谷・新宿・JR西日本にてブランド広告ジャック
YouTube広告は、この5ステップで始められる


YouTube広告を出稿するまでの手順は、次の5ステップです。
- Google広告アカウントを作る
- YouTubeチャンネルとGoogle広告アカウントを連携する
- 広告の目的と形式を決める
- 動画・予算・ターゲットを設定してキャンペーンを作る
- 審査を通過したら配信スタート
手順はシンプルですが、「どの形式を選ぶか」「予算をいくらにするか」「どこを間違えると止まるか」
YouTube広告の費用はいくら?課金の仕組みから理解する
「広告費がいくらかかるか」は形式によって変わる


YouTube広告の費用は、選ぶ広告形式によって課金のタイミングが変わります。主な課金の型は3つです。
| 課金の型 | 課金が発生するタイミング | 使われる主な形式 |
|---|---|---|
| CPV(Cost Per View) | 動画を30秒以上視聴、または30秒より前に操作(クリック等)された場合 | スキップ可能なインストリーム広告 |
| CPM(Cost Per Mille) | 1,000回表示されるごと | バンパー広告、スキップ不可インストリーム広告 |
| CPV または CPM(形式による) | クリックして動画を視聴した場合、または自動再生された動画を10秒以上視聴した場合 | インフィード動画広告 |
CPVは「見てもらった分だけ払う」型、CPMは「表示された分だけ払う」型です。インフィード動画広告は、クリックして見た場合と自動再生を10秒以上見た場合の両方で課金が発生する点が他の形式と異なります。
1日の予算は自分で設定できる。ただし月単位の上限も把握しておく
Google広告に法定の最低出稿額はなく、1日の予算は自分で上限を設定できます。
ただし、1日の予算を設定しても月単位では日予算の最大30.4倍まで使われることがあります。1日1,000円に設定した場合、月に最大30,400円が使われる計算です。「1日の上限」だけでなく「月の上限」もあわせて確認してから設定してください。



小規模での検証では1日数百〜数千円から試すケースは多いが、それで意味のあるデータが取れるかは配信量と期間による!
検証予算と期間はセットで決めることを勧めるよ!
最初に選ぶ広告形式はどれか
目的を先に決めると、形式は自然と絞れる
広告形式の選択より先に、「何のためにYouTube広告を出すか」を決める必要があります。目的によって向いている形式が変わるためです。
| 目的 | 向いている形式 | 主に測る指標 |
|---|---|---|
| 多くの人に商品・サービスを知ってもらいたい | バンパー広告(6秒)、スキップ不可インストリーム広告 | インプレッション数、リーチ数 |
| 商品を詳しく知ってもらい興味を深めたい | スキップ可能インストリーム広告、インフィード動画広告 | 視聴率、エンゲージメント率 |
| 問い合わせや購入などの行動につなげたい | スキップ可能インストリーム広告、動画アクションキャンペーン※ | コンバージョン数、CPA |
初出稿の場合、スキップ可能なインストリーム広告から始める理由





最初のキャンペーンで検証を目的とするなら、スキップ可能なインストリーム広告から始めるケースが多い!
理由は、「誰がどこまで動画を見たか」のデータが取りやすい形式だから!
スキップ可能なインストリーム広告は、動画の再生前または途中に挿入され、5秒後にスキップできます。課金は「30秒以上の視聴、または30秒より前に操作(クリック等)された場合」のみ発生します。5秒でスキップされた場合は課金されません。
「広告を見た人のうち、どのくらいが続けて見たか」が視聴率として数値で確認でき、動画のどこで離脱されているかの改善も行いやすい。これが初手として選ばれやすい理由です。
ただし、「動画素材が30秒以上ある」「まず検証から始める」という前提が崩れる場合は別の形式が適しています。すでに購買に近い層に直接アプローチしたい場合は、動画アクションキャンペーンを検討してください。
出稿前に揃える3つの準備
準備が不完全だとキャンペーン設定の途中で止まる
YouTube広告を出すにはGoogle広告アカウントとYouTubeチャンネルの両方が必要で、この2つを「リンク」しておく作業が必要です。このリンクを忘れると一部の形式が選べなくなります。出稿前に以下を確認してください。
Google広告アカウント
・Google広告アカウントを作成済み(https://ads.google.com)
・クレジットカードまたは銀行口座の支払い情報を登録済み
・通貨・タイムゾーンを確認済み(アカウント作成後は変更不可)
YouTubeチャンネルと動画
・YouTubeチャンネルを開設済み
・使用する動画をYouTubeにアップロード済み
・動画の公開設定が「公開」または「限定公開」になっている(非公開の動画は広告に使えない)
・Google広告アカウントとYouTubeチャンネルのリンクが完了している
【公式情報:手順はこちら https://support.google.com/google-ads/answer/6085983】
コンバージョン計測(問い合わせ・購入を追跡したい場合)
・サイトにGoogleタグを設置済み
・計測したいゴール(問い合わせ完了・購入完了など)をGoogle広告上に設定済み
コンバージョン計測はキャンペーン作成後に追加もできますが、後から設定すると計測の空白期間が生まれます。最初から設定しておくことを勧めます。
出稿までの5ステップ各ステップで決めること
以下は「各ステップで何を決めるか」の整理です。
ステップ1|キャンペーンの目標を選ぶ
「ブランド認知度とリーチ」「見込み顧客の獲得」「販売促進」など、目的に近いものを選びます。ここで選ぶ目標によって、次のステップで使える広告形式が絞られます。
ステップ2|キャンペーン種別で「動画」を選ぶ
YouTube広告の場合はここで「動画」を選択します。検索やディスプレイなど他の種別と混在しないよう確認してください。
ステップ3|ターゲティングを設定する
地域・年齢・性別・興味関心などを設定します。最初は対象を絞り気味にして始め、データが溜まってから広げる順番が判断しやすくなります。ターゲットを広げすぎると「誰に届いたか」が分からなくなり、改善の手がかりが取れなくなります。
ステップ4|1日の予算と入札単価を設定する
1日の上限予算と、CPVまたはCPMの目標単価を入力します。自動入札を使う場合、最初の1〜2週間は学習期間として成果が安定しないことがあります。
ステップ5|動画URLと広告文を入力してプレビュー確認→公開する
YouTubeにアップした動画のURLを貼り付け、広告文・最終リンク先URLを設定します。公開前にプレビューで表示を確認してください。広告の内容とリンク先ページの内容が一致しているかもここで確認します(不一致は審査差し戻しの原因になります)。
初心者が止まりやすい3つのポイント
1. 審査で差し戻しになるパターン


審査は通常1営業日以内に完了します。差し戻しになりやすいのは次のケースです。
- 「必ず」「確実に」など効果を断定する表現を使っている
- 最終URLと広告の内容がずれている(広告で伝えていることとリンク先ページの内容が一致しない)
- 「今だけ」「期間限定」などの緊急性を示す表現を根拠なく使っている
事前にGoogle広告ポリシーのページを確認しておくと、大半の差し戻しは防げます。
広告文を出す前に、発信の穴を確認しておく
審査で引っかかる表現の多くは「訴求が強すぎる」「根拠がない」パターンです。広告文を書く前に、自分の投稿・プロフィール・導線・ターゲット設定の4項目を確認しておくと、審査だけでなく反応率も変わります。
公式LINEで配布している 「自分の弱点がわかる簡単チェックシート」 は、4項目を確認するだけで今すぐ直すべき箇所が1つに絞れます。登録は無料です。
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2. 配信量があるのに視聴率が上がらない



スキップ可能なインストリーム広告で視聴率が上がらない場合、原因の多くは動画の冒頭5秒にある!
5秒後にスキップできるため、冒頭で視聴者の関心を引けないとほとんどがスキップされるよ!
入札単価やターゲティングを先に調整したくなりますが、視聴率のデータを先に確認して「5秒でスキップされているのか、途中で離脱しているのか」を把握するのが先です。
3. ターゲットを広げすぎている
「多くの人に届けたい」という理由でターゲットを広げると、配信量は増えますが「誰に届いたか」が分からなくなります。



最初は「自分のサービスが最も刺さる人」に絞り、データが取れてから拡張する順番で進めてね!¥
配信後1週間で確認する3つの指標
配信開始直後はデータが少ない状態で判断しても精度が出ません。最初の1週間は「何が起きているかを把握する」期間と割り切り、次の3指標に絞って確認してください。
| 指標 | 何を示すか | 低い場合に疑うこと |
|---|---|---|
| 視聴率(View Rate)※ | 表示回数に対して「視聴」と判定された回数の割合 | 低ければ動画の冒頭を見直す |
| クリック率(CTR) | 広告を見た人のうちクリックした人の割合 | 低ければCTAまたはリンク先のオファーを見直す |
| インプレッション数 | 広告が表示された回数 | 極端に少ない場合は予算・ターゲット設定を確認 |
まず「どの指標が低いか」を確認してから、原因を探す順番で動いてください。3つを同時に直そうとすると何が効いたか判断できなくなります。
まとめ|明日やること3つ
- YouTubeチャンネルとGoogle広告アカウントのリンクを確認する(準備の中で一番見落とされやすい)
- 広告の目的を「認知・検討・コンバージョン」のどれかに決め、形式を1つ絞る
- 1日の予算上限と検証期間を先に決めてから、キャンペーン作成を始める
この3点を決めてから管理画面を開くと、途中で迷う回数が減ります。
YouTube広告の設定は、この記事で動けるようになります。ただし「広告の前に発信の土台を整える」「投稿を仕組みで回す」「学んだスキルを仕事にする」——この段階に進むには、広告設定の知識だけでは足りません。
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➡︎次に何をすればいいかを毎回考えなくて済む思考の型です。投稿→分析→改善→次の投稿、の繰り返しが自動化されます。
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➡︎ 自分のアカウントを育てながら、運用代行として他者のアカウントを受注する具体的なルートを解説します。


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