「Webマーケターを目指すなら、まず資格を取らないと」
そう思って調べ始めたら、種類が多すぎて逆に何も決められなくなった。
問題は資格の多さではなく、自分に合う順番で見られていないことです。未経験転職なのか、広告運用職志望なのか、実務経験の体系化が目的なのかで、取るべき資格の順番は変わります。
未経験者の最初の1資格は GAIQ か Google広告認定資格 が有力です。ウェブ解析士やマーケティング検定は良い資格ですが、未経験者の最初の1枚としては優先順位が下がるケースがあります。
この記事を読むと、以下の3つが解決します。
✅ 自分に今、資格が必要かどうかが判断できる
➡︎実績がある人・ない人で答えが変わります。自分がどちらかを最初に確認することで、必要のない資格に時間を使わずに済みます。
✅ 未経験・広告運用志望・実務者、どの状況でも「最初の1資格」が決まる
➡︎状況別に向く資格・後回しにしていい資格を整理しているので、比較表を見た後に迷いません。
✅ 資格を取っても伸びない人がやっている失敗パターンがわかる
➡︎取得後に知識が抜ける・転職に使えないになる原因と、それを防ぐ実務接続の方法まで解説します。


監修者 三上 功太 / アドネス株式会社 代表取締役
“本質のSNSマーケター みかみ“として
2020年からSNSで活動を開始
現在はアドネス株式会社 代表取締役として、
300名以上のメンバーを束ねる
教育のDXを実現し、累計生徒数5,000名を突破した
スキル習得プログラム「スキルプラス」を運営
最新AIを活用し、組織マネジメントに特化したサービス
「VisionToDo」を独自開発
SNS総フォロワー数は30万人を突破し、
Abemaや、朝日新聞、テレビなど多数のメディアに掲載
渋谷、新宿など主要駅でブランド広告を配信
▼ 2025-2026年の主な実績
- Amazonランキング1位獲得
(2026/1発売 新著『賢く生きる習慣』) - 特許を2件取得
(教育の属人性を解消する動的カリキュラム技術) - 東京大学・大阪教育大学にて特別講義
- 東北大学医学部と共同研究を開始
- 堀江貴文氏とラジオ対談出演 (CROSS FM)
- 渋谷・新宿・JR西日本にてブランド広告ジャック
未経験Webマーケターの最初の1資格はこの順番で考える


未経験からWebマーケターを目指すなら、最初の1資格は次の順番で考えるのが現実的です。
| 優先順位 | 資格 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 1 | GAIQ | 未経験転職者、まず分析の基礎を作りたい人 |
| 2 | Google広告認定資格 | 広告運用職を目指す人、代理店志望の人 |
| 3 | ウェブ解析士 | 実務経験があり、知識を体系化したい人 |
| 4 | マーケティング検定3級 | 理論から体系的に整理したい人 |
最初の1資格で重要なのは、難しさよりも「面接で説明しやすく、取得後すぐ実務に接続しやすいか」です。GAIQとGoogle広告認定資格はどちらも無料で受験でき、取得後にGA4や広告管理画面をすぐ触れる点で未経験者に向いています。
そもそも未経験Webマーケターに資格は必要か?
Webマーケターになるために資格は必須ではありません。実績やポートフォリオ、改善した数字を示せる人なら、資格がなくても評価されます。
ただし、未経験で実績がない場合は別です。その状態では、面接で「何を学んできたか」「どこまで理解しているか」を示す材料が少なくなります。資格は実務経験の代わりにはなりませんが、最低限の学習をしている証拠としては機能します。
未経験者にとって資格の役割は「それだけで勝つ武器」ではなく、学習の土台を示す補助線です。
未経験者が最初の1資格を選ぶときの比較軸
最優先で見るべき3軸
| 比較軸 | 見る理由 |
|---|---|
| 転職で説明しやすいか | 面接で「何を学んだか」を伝えやすいかが重要 |
| 実務に直結するか | 取得後すぐにGA4や広告管理画面で使えるか |
| 無理なく取り切れるか | 未経験者は最初に1つ取り切ること自体が大事 |
その次に見る軸
費用・更新の有無・学習時間は、最優先3軸をクリアした資格の中で比較します。費用や難易度も大切ですが、未経験者の最初の1資格では「取ったあと何につながるか」を優先したほうが失敗しにくくなります。
未経験者向けおすすめ資格4選
主要資格の比較表
| 資格 | 優先度 | 向いている人 | 実務直結 | 転職での説明しやすさ | 先に取るべきか |
|---|---|---|---|---|---|
| GAIQ | 高 | 未経験転職、独学初期 | 高 | 高 | 取りやすい |
| Google広告認定資格 | 高 | 広告運用志望 | 高 | 高 | 取りやすい |
| ウェブ解析士 | 中 | 実務経験者、体系化したい人 | 中〜高 | 高 | 未経験は後回し寄り |
| マーケティング検定3級 | 中 | 理論重視の人 | 中 | 中 | 補強向き |
各資格の特徴と使い分け
Googleアナリティクス認定資格(GAIQ)


- 向く人:未経験からWebマーケターを目指す人、まず分析の基礎を身につけたい人
- 強み:無料で受験でき、GA4の基本指標やレポートの見方を学べる。「サイトに来た人のうち何%が購入したか」「どのページで離脱しているか」といった数字を読む力がつく
- 面接での使いやすさ:「GA4を一通り学びました」と言いやすく、未経験者でも学習の入口として説明しやすい
- 取得後にやること:GA4のデモアカウントや自分のサイトで実際にレポートを確認する。数字を見て仮説を話せるようになると、資格の価値が一段上がる
- 注意点:分析の基礎には強い一方で、広告運用やSEO全体を体系的に学べるわけではない
Google広告認定資格


- 向く人:広告運用職を目指す人、代理店への転職を考えている人。GAIQより先にこちらを取っても良い
- 強み:費用ゼロ、検索・ディスプレイ・動画広告など分野ごとに取得できる。「1万円の広告費でどれだけ集客できるか」を設計・改善する能力を問う資格で、転職時の訴求力は資格の中でも上位
- 面接での使いやすさ:広告運用職への転職で「Google広告の認定を持っています」は、即戦力の入口として説明しやすい
- 取得後にやること:Google広告の無料クレジットやテストアカウントを使い、実際にキャンペーンを1本動かしてみる
- 注意点:有効期限が1年のため、年1回の更新が必要
ウェブ解析士


- 向く人:実務経験があり体系化したい人、転職後のスキル強化を狙う人
- 強み:SEO・広告・SNS・アクセス解析を網羅し、「なんとなく施策を回している」状態から「数字で説明できる状態」へ引き上げる。業界認知が高く転職評価も上位
- 面接での使いやすさ:実務経験との組み合わせで「体系的に学んでいる」のアピールになる。未経験単独では説明コストが上がりやすい
- 取得後にやること:学習したKPIの整理方法を、実際のレポート設計にそのまま持ち込む
- 注意点:受験料約17,600円+テキスト代で2〜3万円程度かかる。2024年度の平均合格率は約85%だったが、2026年度は試験時間の短縮(90分→60分)と問題数増加により難易度が上がる見込み。完全未経験者はまず無料で取りやすい資格から入るほうが効率的
マーケティング検定(日本マーケティング協会)


- 向く人:マーケティング理論の体系から学びたい人、実務の「なぜ」を言語化したい人
- 強み:内閣府認定の検定で、「なぜこの施策が刺さるのか」という理論的な背景まで体系的に学べる。3級(6,600円)は入門として扱いやすく、2級(9,460円)はより実践的な内容
- 面接での使いやすさ:Web実務への直結度が中程度のため、単体では転職アピールとして弱くなりやすい
- 取得後にやること:学んだフレームワークを実際の施策設計や提案資料に当てはめてみる
- 注意点:デジタルに特化していないため、SEOやWeb広告の実務スキルは別途補完が必要。最初の1資格というより理論補強の枠
出典
- Google広告認定資格・GAIQ 受験方法・費用:Google Skillshop公式 https://skillshop.withgoogle.com/intl/ja_ALL/googleads/
- ウェブ解析士 受験料・試験時間・問題数(2026年度変更):ウェブ解析士協会公式 https://membership.waca.or.jp/course/exam-wac/43827/
- ウェブ解析士 合格率(2024年度平均85%):ウェブ解析士合格レポート https://web-analytics.eitapapa-fire.com/pass-rate/
- マーケティング検定 受験料(3級6,600円・2級9,460円):公益社団法人日本マーケティング協会 https://www.jma2-jp.org/marken
タイプ別|最初の1資格の決め方


未経験から転職したい人
GAIQまたはGoogle広告認定資格から入るのが現実的です。
どちらも無料で取れて、面接で学習の入口として説明しやすい材料になります。マーケティング検定3級はその後で構わないし、ウェブ解析士は転職後に実務を積みながら取るほうが理解が段違いに深まります。
広告運用職を目指す人
Google広告認定資格を優先してください。
GAIQより先にこちらを取っても問題ありません。広告代理店や事業会社の広告担当では「Google広告の認定を持っている」が選考の入口として機能しやすく、取得後すぐ広告管理画面を触れる点で実務接続も早い。
独学で何から始めるか迷っている人
GAIQから始めてください。
分析の基礎が身につくと、その後にSEO・広告・SNSのどの領域へ進んでも数字の読み方が共通して使えます。順番を決めずに全部調べると、学習の手が止まりやすくなります。
実務経験があり体系化したい人
ウェブ解析士が向いています。
「毎月レポートは出しているけど、なぜその数字を追っているのか自信を持って説明できない」
その状態から抜け出すための資格です。実務との接続が強く、学んだ内容をすぐ現場に持ち込める点が他の資格と違います。
資格を取っても伸びない人の共通点


パターン1:資格取得が目的になっている
英会話スクールに通い続けているのに、海外の人と一度も話したことがない人は英語を習得できません。資格も同じです。GAIQを取ったなら翌週から自分のサイトのGA4データを触る、Google広告認定資格を取ったなら小額でもキャンペーンを動かしてみる。実務に接続されなければ、3ヶ月後には知識がほぼ抜けます。
対策|取得後1週間以内にGA4や広告管理画面を触る。
パターン2:学習と実務が分断されている
テキストの内容は理解しているのに、実際の数字を見て判断できないケースが多い。CVRやCPAといった指標を実際のレポートで追う習慣がなければ、資格で学んだ知識は使えないまま終わります。
対策|自分のブログ・SNS・小額広告で実際に数字を動かして見る。
パターン3:資格だけで転職しようとする
免許を取っただけで「私は優秀なドライバーです」とは言えないように、資格だけ押し出しても採用担当者には刺さりません。面接での評価はすぐに「どう活用したか」「何を改善したか」という実績に移ります。
対策|資格と並行して、簡単でも実績化できる素材を作る。自分のサイトのGA4データを読んで改善した記録でも十分です。
FAQ
Q. 資格なしでWebマーケターに転職できますか?
できます。実績・ポートフォリオ・具体的な数字が出せるなら資格がなくても通過します。未経験で実績がゼロのときにのみ、資格は「最低限学んでいる」を示す手段として機能します。
Q. GAIQとGoogle広告認定資格、どちらを先に取るべきですか?
広告運用職を目指すならGoogle広告認定資格、まだ方向が定まっていないならGAIQから始めるのが無難です。GAIQは分析の土台になりやすく、どの領域へ進んでも使える基礎がつくからです。
Q. 複数資格を同時に取ったほうが有利ですか?
有利になりません。1つを取り切って実務で使い始め、次のニーズが出てきてから追加してください。並行すると学習が浅くなり、どちらも面接で説明しきれない状態になりやすい。
Q. 独学で取れますか?
GAIQとGoogle広告認定資格は、Googleスキルショップの無料教材だけで独学合格できます。ウェブ解析士は公式テキスト+公式問題集で独学合格できますが、2026年度から難易度が上がる見込みのため、学習時間は多めに見込んでください。
Q. 資格に有効期限はありますか?
Google広告認定資格・GAIQは取得から1年間有効で、更新試験が必要です(無料)。ウェブ解析士は年会費と更新手続きが必要です。マーケティング検定は合格した実績は消えませんが、資格登録の特典は更新しないと失効します。
まとめ|今日決めること
今日決めることは3つだけです。
| 今日決めること | 判断基準 |
|---|---|
| 資格が必要か | 実績がまだないなら候補に入れる |
| 自分がどの進路か | 未経験転職・広告運用志望・実務体系化のどれか |
| 最初の1資格は何か | 迷うならGAIQ、広告志望ならGoogle広告認定資格 |
そのうえで、今日やる行動を1つに絞ってください。
- GAIQを取るなら → Google Skillshop を開いて学習ページを確認する
- Google広告認定資格を取るなら → 検索広告の学習ページを開く
- ウェブ解析士を取るなら → 公式サイトで試験日程を確認して申し込みを逆算する
比較を続けるより、今日1つ決めて教材を開いた人のほうが3ヶ月後に前へ進んでいます。




