
X(Twitter)でアカウントがブロックを貫通するように?新システムについて徹底解説!


X(Twitter)でブロックされたらどうなるかを知りたい…



ブロックしたら相手にどう見えるのか気になる…
X(Twitter)を使っていると、トラブルや迷惑な行動が起こることがあります。
そのときに役立つのが 「ブロック」機能 です。
このブロック機能について、X(Twitter)は 2024年10月17日に変更を発表しました。
そして、2024年11月3日ごろから新しい仕様が使われるようになりました。
この仕様変更の要点は以下の通りです。
- 公開アカウント:ブロックされた相手も投稿の閲覧ができるようになった
- 非公開アカウント:従来通り完全に遮断される
- エンゲージメント制限:いいね・リプライ・リポストは引き続き制限される
- フォロー制限:ブロック中のフォロー・被フォローは不可能
アカウントをブロックしても、投稿を閲覧できるようになったのです。
詳しい変更点解説するので、ブロックの仕様変更について確認しておきましょう。
目次
【2024年11月実装】X(Twitter)のブロック機能の仕様変更について
X社は今回の仕様変更について、「透明性の向上」を主な目的として掲げています。
従来のブロック機能では、ブロックした相手ユーザーに関する有害な情報や個人情報の共有・隠蔽に悪用されるリスクがありました。
そうした行為の確認を可能にすることで、X(Twitter)の健全性を高めるとしているのが特徴です。
ブロック機能の変更内容(2024年11月~)
X(Twitter)のブロック機能は、2024年11月から以下のように仕様が変更されています。
変更前(~2024年10月):
- ブロックされた相手は、投稿を一切閲覧できない
- プロフィールページも「ブロックされています」のみ表示される
変更後(2024年11月~):
- 公開アカウント:ブロックされても投稿を閲覧できる
- 非公開アカウント:今まで通り完全に遮断される
- エンゲージメント(いいね・リプライ・リポスト)は引き続き制限される



仕様変更により、ブロック機能は実質的にミュート機能に近い動作となっているんだ!
完全な遮断を求める場合は、アカウントを非公開に設定する必要があるよ!
仕様変更の目的とは
X(Twitter)の会社は、今回の変更について「透明性を高めること」を目的にしています。
たとえば、ブロックした相手が悪い情報や個人情報を広めていないか、利用者が確認できるようになります。
また、すでに別のアカウントから見られる投稿についても、わかりやすく公開することで、不必要な誤解を減らそうとしています。
このような取り組みによって、サービス全体をより安全で健全な場所にしていくことを目指しています。
変更による影響
この発表のあと、代わりのSNS「Bluesky」では、1日で50万人もユーザーが増えました。
また、ストーカー対策のためにブロックを使っていた人たちからは、安全性に不安があるという声が出ています。
【2024年11月変更】X(Twitter)でブロックされたらどうなる?5つの変化
X(Twitter)でブロックする側・される側ではどう違うのか?機能の範囲を表にまとめました。
アカウントをブロックされた側は通知は届かないものの、ブロックした相手ユーザーがX(Twitter)でどんな発信をしているのかが一切見れなくなってしまいます。
プロフィール | フォロー | ポスト(ツイート) | メンション | DM | |
ブロックする側 | 見れる | できない | 見れない | メンションできる | できない |
ブロックされる側 | 見れない | できない | 見れる(2024年11月~) | できない | できない |
アカウントがブロックされるとどうなるのか、詳細をチェックしていきましょう!
1.フォローが強制解除される
X(Twitter)でアカウントをブロックされると、強制的にアカウントの相互フォローが外れます。
ポスト(ツイート)の閲覧だけでなく、X(Twitter)上でブロックした相手ユーザーとコミュニケーションを取れなくなります。
相手ユーザーがアカウントのブロックを解除したとしても、自動で再びフォローされることはないため、ブロック解除されても気が付かないケースが多いです。
2.アカウントが見れなくなる
相手ユーザーにブロックされた場合、相手のプロフィールに「@ユーザー名さんはあなたをブロックしました」と表示されるようになります。
ブロックは通知が届かないため、気が付かないうちにブロックされていた場合もありますが、相手ユーザーのプロフィールページを確認すると自分がブロックされているのか判断できます。



特定のユーザーにブロックされているかもしれないと感じたら、相手アカウントのプロフィールを確認してみよう!
3.検索に表示されなくなる
X(Twitter)でアカウントブロックされると、相手ユーザーのアカウントやポスト(ツイート)を検索してもヒットしなくなるようです。
相手ユーザーにブロックされる以前に届いたリポスト(リツイート)や、メンションツイートなども非表示になってしまいます。
4.メンションできなくなる
X(Twitter)ではアカウントをブロックされてしまうと、相手ユーザーの発信が閲覧できなくなるだけでなく、ポスト(ツイート)や写真に相手をメンションできなくなります。
アカウントをブロックされる前にメンションしていた場合は、ブロック後も有効なメンションとして相手ユーザーのプロフィールとリンク付けされます。
X(Twitter)でブロックしたらどうなる?2つの変化



ブロックしたことがバレたときに相手ユーザーはどう思うのかな?



X(Twitter)でブロックしたらどうなるのか?
ここでは、アカウントをブロックすると起こる変化を3つ紹介していきます。


1.相手ユーザーに通知は届かない
X(Twitter)では、アカウントをブロックしても相手ユーザーに通知が届くことはありません。
しかし、自分がブロックした相手ユーザーがプロフィールを閲覧した場合、プロフィールには「@ユーザー名さんはあなたをブロックしました」と表示されるため、相手にバレるリスクがあります。
ブロックした・されたユーザーは、お互い1対1の直接的なコミュニケーションを取れず、その状態はブロックが解除されない限りずっと続きます。
2.フォローが強制的に解除される
どちらか片方がブロックすると、アカウントのフォローが強制的に解除されます。
プロフィールを閲覧するとブロックされている旨が表示されますが、ブロックする側は表示下にある「ツイートを表示」をタップすれば、相手ユーザーの発信を確認できます。
ブロックした人を確認したい場合はブロックリストを使うのがおすすめです。「X(Twitter)でブロックリストを確認する方法と対策を解説」で詳しく解説しているので合わせてご確認ください。
新しいブロックのシステムでの使い分け
新しい仕様では、ブロックしても相手が公開投稿を見ることができます。
そのため、利用者は次のような対策を考える必要があります。
まず、投稿を完全に見せたくない場合(完全にブロックしたい場合)は、アカウントを非公開(いわゆる「鍵アカ」)に設定するのが一番確実です。
また、相手の投稿を見たくないけれど、自分の投稿を相手に見られてもかまわない場合は、ミュート機能を使うのがよいでしょう。
さらに、公開投稿はブロックした相手にも見られるようになったため、投稿内容にはこれまで以上に注意することが大切です。
まとめ:X(Twitter)でブロックされたかも?と思ったらツールで確認しよう
この記事では、X(Twitter)でブロックしたら・されたらどうなるかについて解説しました。
今回の内容を簡単におさらいすると、次の通りです。
- ブロックしてもされても直接通知されない
- ブロックされると相手の発信などが非表示になる
- ブロックしてもブロックした相手の発信は見れる
X(Twitter)は、自由に発言できる場として気軽に利用できる分、ちょっとした行動がトラブルになるケースもあります。
知らない人にいきなりフォローされたり、リプされたりするのが嫌だと感じる人もいるなど、X(Twitter)ならではの価値観もあります。
「いろんな価値観を持って利用している人がいる」くらいに捉えて、いきなりブロックされたとしても心配しすぎないのがおすすめです。
Xのブロックを解除する方法について知りたい方は関連記事「X(Twitter)でブロックを解除する方法と注意点は?トラブル対策を紹介」を合わせてご確認ください。