TikTokでのハッシュタグの正しい選び方とバズるハッシュタグのつけ方を解説

TikTokで動画を投稿しているものの、ハッシュタグの選び方やつけ方がいまいち分からずに悩んでいませんか？

ハッシュタグは、自分の動画に合ったものを正しくつけていないと、狙ったターゲットに動画が届かない原因となってしまいます。

ターゲットに動画が届かなくなると、再生回数が増えなかったり、アカウント運用が上手くいかなったりする原因になるため、絶対に避けておきたいです。

せっかく、良い動画を作っても、ハッシュタグ選びを誤っているせいで、動画がバズらなかったらもったいないですよね。

TikTokで動画をバズらせるためには、自分の動画に合った正しいハッシュタグの活用が必須です。

ぜひ、記事で解説する手順を参考にして、最適なハッシュタグを選びましょう。

TikTokのハッシュタグとは

ハッシュタグとは、投稿内に「#」をつけて設定をするキーワードのことです。

「#料理」や「#美容」「#ファッション」のように、#マークの後ろに動画に関連するキーワードをつけて使用します。

TikTokのハッシュタグは、「再生数の増加」「反応率のアップ」にダイレクトにつながる機能です。そのため、ハッシュタグの正しい選定が、動画をバズらせる上で重要なポイントとなります。

TikTokでハッシュタグをつけるメリット3選

普段、何気なくつけているハッシュタグには、次のような役割があります。

1. 動画のジャンルをTikTokのアルゴリズムに認識させる
2. そのジャンルに興味があるユーザーに動画を届ける
3. ハッシュタグから動画を検索できるようにする

そして、上記の役割を正しく活用できると、次のような3つのメリットがあります。

1. 動画がバズりやすくなる（おすすめ表示されやすくなる）
2. 動画がトレンド欄に乗りやすくなる
3. ハッシュタグ検索からユーザーの流入が見込める

ハッシュタグは動画をバズらせる上で、非常に重要な役割を担っています。

どんな役割やメリットがあるのかをしっかりと理解して、ハッシュタグの効果を最大限活用しましょう。

①動画がバズりやすくなる（おすすめ表示されやすくなる） 

ハッシュタグをつける一番大きなメリットは、動画がおすすめ表示されやすくなり、バズる可能性を高められる点です。

ハッシュタグには、TikTokのアルゴリズムに動画のジャンルや属性を認識させる役割があります。

• 「投稿者」→届けたいターゲットに動画が届くようになる
• 「ユーザー」→自分が見たいジャンルの動画がおすすめに表示されるようになる

ハッシュタグによって動画のジャンルを正しく認識してもらえれば、ジャンルに興味関心が高いユーザーに動画がおすすめ表示されやすくなります。逆に、関心が低いユーザーには届かないため、反応率が下がることがありません。

②動画がトレンド欄に乗りやすくなる

ハッシュタグを活用すると、動画がトレンド欄に表示されやすくなるメリットがあります。

特に流行のネタやジャンル、曲などを取り入れると、動画がトレンドに乗る可能性が高まります。

そのため、流行りのハッシュタグを上手く活用すれば、通常のハッシュタグを使用するよりも、簡単に動画をバズらせることが可能です。

「トレンド×ハッシュタグ」の組み合わせは非常に効果が高いため、トレンドのハッシュタグを積極的に取り入れて動画をバズらせましょう。

③ハッシュタグ検索からユーザーの流入が見込める

TikTokはハッシュタグで視聴したい動画を検索できるため、ハッシュタグをつければおすすめ表示以外からのユーザー流入を狙えます。

例えば、渋谷でカフェを探したいユーザーがいる場合、「#渋谷カフェ」とついている動画は、おすすめに表示されやすいですよね。

つまり、ハッシュタグをつけると、確実に興味があるユーザーへ動画を届けられるようになります。ハッシュタグをつけて、動画やそのジャンルに興味関心が高いユーザーの流入を狙いましょう。

TikTokでのハッシュタグのつけ方5ステップ

投稿にハッシュタグをつける方法は、次の5ステップです。

1. ホーム画面下の投稿ボタンをタップする
2. 投稿したい動画を選択する
3. キャプション下の「#ハッシュタグ」をタップする
4. 使用したいハッシュタグを検索して選択する
5. 概要欄にハッシュタグが反映されれば完了

上記の手順通りに進めれば、動画にハッシュタグがつけられます。

ハッシュタグの検索ボリュームを意識しながら、投稿する動画に合った最適なハッシュタグをつけるのがポイントです。

検索ボリュームと最適なハッシュタグの選び方は、次のステップで詳しく解説していきます。

TikTokのハッシュタグ選定の3ステップ

ハッシュタグは、自分が好きなものを自由につければ良いわけではありません。

投稿する動画に合った最適なハッシュタグをつけていないと、動画が伸びない原因になってしまいます。

そこで、重要になるのがハッシュタグの選定です。

ハッシュタグを選定する手順は、次の3ステップです。

1. 動画のジャンル/ターゲットを決める
2. 自分のジャンルのハッシュタグボリュームをバラバラにする
3. トレンドを活用する

TikTokで動画をバズらせるためには、ハッシュタグの正しい選定が必須です。

上記の手順を参考にして、自分の動画に最適なハッシュタグを選びましょう。

①動画のジャンル/ターゲットを決める

まず、ハッシュタグをつける前に必ずやっておきたいのが、動画のジャンルと届けたいターゲットの設定です。

ハッシュタグは、「自分のジャンル」をTikTokのアルゴリズム（AI）に伝えるためのものです。

「料理」や「美容」など大まかなテーマでも構わないので、自分のジャンルを明確にしてください。

動画のジャンルやどんなユーザーに届けたいかが明確になっていないと、興味がないユーザーに動画がおすすめ表示されてしまいます。
興味がないユーザーはすぐに動画をスキップするため、再生回数やエンゲージメントが伸びない原因になります。

②自分のジャンルのハッシュタグボリュームをバラバラにする

ハッシュタグを選ぶ上で重要となるのが、ハッシュタグの「検索ボリューム」です。

ハッシュタグには、検索ボリューム数ごとに、次のような区分があります。

• 「ビッグキーワード」→10万以上
• 「ミドルキーワード」→1～10万
• 「スモールキーワード」→1,000～1万

例えば、「料理」ジャンルの場合、ビッグ・ミドル・スモールの例は次のようになります。

• ビッグ＝大分類（例：料理）
• ミドル＝中分類（例：時短レシピ）
• スモール＝小分類（例：一人暮らし女性のための時短レシピ）

このように、スモールキーワードになるほど、テーマの範囲が狭くなる傾向があります。

このキーワードのボリュームをバランスよく配置すれば、次の2つを両立できるでしょう。

• ユーザーの検索対策
• TikTokのジャンル理解（おすすめ表示）

③トレンドを活用する

ハッシュタグをつける際は、投稿する動画のジャンルの中でトレンドになっているハッシュタグを選ぶのがおすすめです。

トレンドになっている動画やハッシュタグは、多くのユーザーに視聴、検索されるため、動画がバズりやすくなります。

そのため、動画を投稿する前に、どんな内容がトレンドになっているのかを確認しておきましょう。

TikTokのトレンドを確認する手順は、次の2ステップです。

1. ホーム（レコメンド）画面右上の「検索マーク」をタップする
2. 検索画面の「検索候補」に表示されているのがトレンド

積極的にトレンドを取り入れて、効率的に動画をバズらせましょう。

ただし、トレンドを活用する際も、自分の動画と関連性のあるハッシュタグだけを使用するようにしてください。

TikTokでハッシュタグをつける際の注意点3選

ハッシュタグをつけるメリットは非常に大きいですが、注意点をよく理解していないと動画が伸びない原因になってしまいます。

ハッシュタグをつける際に気をつけておきたいポイントは、次の3つです。

1. ハッシュタグはつけすぎると伸びない
2. ハッシュタグは投稿後に編集ができない
3. ハッシュタグをつけすぎると画面が見づらくなる

上記の3つに注意しながら、正しくハッシュタグをつけましょう。

①ハッシュタグはつけすぎると伸びない

ハッシュタグには非常に大きなメリットがありますが、つければつけるほど効果があるわけではありません。

ハッシュタグのつけすぎは、かえって逆効果です。

TikTokのアルゴリズムは、動画につけられたハッシュタグで動画のジャンルを判断しています。

ですが、ハッシュタグをつけすぎると、動画がさまざまなジャンルに分類されてしまうため、正しいジャンルに分類されない可能性があります。

そうなると、届けたいターゲットに動画が届かなくなり、動画が伸びない原因になってしまうため、ハッシュタグのつけすぎには注意してください。

また、ハッシュタグのつけすぎは、シャドウバンに直結する危険な行為になります。

ハッシュタグは、動画のジャンルに関連性が強いものだけを厳選して、３〜5個程度つけるようにしましょう。

動画のジャンルが分かるように意識してハッシュタグをつけることで、動画はおすすめ表示されやすくなります。

②ハッシュタグは投稿後に編集ができない

ハッシュタグは一度、動画を投稿してしまうと、後から編集や変更ができないのが特徴です。

誤ったハッシュタグをつけてしまった場合の対処法はなく、動画を一度削除して再投稿するしかありません。

どんなに良い動画だったとしても、ハッシュタグを誤ってしまうと動画はバズらないため注意が必要です。

そのため、ハッシュタグに誤りがないよう一度下書きをおこない、入念に確認をしてから動画の投稿をするようにしましょう。

③ハッシュタグをつけすぎると画面が見づらくなる

ハッシュタグをつけすぎると、TikTokのアルゴリズムに動画のジャンルが認識してもらえなくなる以外に、画面が見づらくなってしまうデメリットがあります。

ハッシュタグは動画がおすすめ表示された際、画面下部のキャプション内に表示されます。

画面下部がハッシュタグで埋まっていると動画の視認性が落ちるため、ユーザーの快適度を下げてしまいます。

動画がバズるかどうかを左右しているのはユーザーなため、細かい部分だとしてもユーザーの満足度を下げてはいけません。

常にユーザー目線を忘れずに、見やすい動画を意識しましょう。

まとめ：TikTokのハッシュタグを使い方をマスターして動画をバズらせよう

TikTokで動画をバズらせるために、重要な役割を担っているのがハッシュタグです。

そのため、ハッシュタグの仕組みを理解せず、正しく活用できていないと動画をバズらせる難易度が一気に上がってしまいます。

そうならないためにも、次の手順通りに正しくハッシュタグを選定してみてください。

1. 動画のジャンル/ターゲットを決める
2. ハッシュタグの検索ボリュームを確認する
3. トレンドを活用する

ぜひ、この記事で解説した内容を参考に、自分の動画に合った最適なハッシュタグをつけて、動画をバズらせていきましょう。