TikTokではいろんな曲が使われているけど、著作権の問題がないのか不安…
著作権に引っかかったらアカウントを凍結されるって聞いたんだけど、
本当に大丈夫なのかな?
たしかに心配だし、動画や楽曲の著作権で悩んでいる人も多いんじゃないかな?
今回は、TikTokの著作権について解説していくよ!
著作権について正しい認識を持たずに音源を使用すると著作権侵害となってしまい、最悪の場合、訴訟問題に発展するリスクがあります。
本記事では、著作権侵害に当てはまるケース、避ける方法、著作権侵害をしてしまったらどうなるのかについて解説します。
この記事では、著作権侵害に当てはまるケース、避ける方法、著作権侵害をしてしまったらどうなるのかについて解説していくよ!
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記事を最後まで読めば、著作権に引っかからない運用ができるようになります。
TikTokの運用を成功させる上で、著作権を遵守した適切な楽曲の使用は欠かせないため、ぜひ実践してみてください!
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TikTokの音源を使用しても著作権違反にならないの?
TikTokでは色々な曲が使われているけど、著作権ってどうなっているの?無断転載が多いんじゃないの?
最新の曲、邦楽から洋楽までジャンル関係なく、人気のアーティストの曲が使われているTikTokだから心配になるよね!
でも、安心して!TikTok内で使える音源は全て著作権フリーなんだ!
著作権フリーで使用できるのは、TikTokが日本楽曲の著作権を管理している日本音楽著作権協会(JASRAC)と、利用許可契約を締結しているためです。
つまり、TikTokが公式に提供している楽曲であれば、どれを使用しても著作権侵害に当たる心配はありません。
公式に提供されている楽曲は、「楽曲を選ぶ」から選択できます。
実は著作権違反!TikTokで著作権違反になる4つのパターン
TikTokの曲は、どんな曲でも好きに使っていいんだね!
TikTokで使われている曲は、基本的に音源提供されているものだから大丈夫なんだけど、流行りの曲を使って問題になるパターンもあるんだ!
知らず知らずのうちに著作権違反にならないように、TikTokで使えない音源について勉強しておこう!
TikTokで使われている楽曲は基本的に音源提供されているため、多くは著作権を気にせず利用できます。
しかし、TikTokで著作権の関係上、使えない楽曲もあるため注意が必要です。
具体的には、次の3つが当てはまります。
1.CD/カラオケ音源をそのまま使用する
CDやカラオケ音源をそのまま使用する行為は、著作権侵害に当たるため注意が必要です。
CD/カラオケ音源には、「原盤権」と呼ばれる著作権が存在します。
原盤権とは、他者が音源を勝手に使用することを防ぐ権利です。
TikTokは原盤権までは管理していないため、TikTokでCD/カラオケ音源を使用したい場合は、アーティストだけでなく、録音者(レコーディング会社)にも許可をもらう必要があります。
同じ楽曲でも、TikTokが公式に提供している楽曲とCD/カラオケ音源は権利が変わるため、注意が必要です。
TikTokでのカラオケ音源の著作権について詳しく知りたい人は、以下の記事の内容を参考にしてみてください。
2.アニメ/ドラマの切り抜きを使用する
アニメ/ドラマの切り抜きを使用する行為は、著作権侵害に該当します。
現在のTikTokでは、アニメやドラマの切り抜きを目にする機会が多くなっていますが、処罰されていない理由は規制が追いついていないためです。
アニメやドラマの切り抜きや転載は立派な著作権違反であり、順次規制が入ると考えられるため、十分に注意してください。
アニメ/ドラマの切り抜きはJASRACの管理外であるため、使用する場合は、権利の所有元に直接許可をもらう必要があります。
3.一部の海外の音源を使用する
海外楽曲には、一部公式から提供されていないものもあります。
そのような楽曲を使用する行為は、著作権侵害に当たる可能性があります。
TikTokから公式に提供されている音源であれば自由に利用できますが、海外楽曲の中には公式から提供されていないものもあります。
その場合、次のどちらかであれば利用可能です。
- 使いたい海外楽曲はJASRACに管理されているもの
- 直接許可が取れるもの
JASRACに管理されているかは、JASRACのホームページで確認できます。
しかし、手続きがかなり煩雑なため、特別な理由がない限りはTikTokから提供されている楽曲を選択する方が無難です。
4.MVやライブ映像の転載
MVやライブ映像の切り抜きの転載は、著作権違反です。
ただし、BTSのように一部のKpopアイドルはファンからの投稿と拡散によってさらなるファンの獲得→投稿→拡散と、SNSの特性を利用して人気を獲得した背景があります。
限られた範囲内での利用に関して事実上の黙認されている場合もありますが、著作権上は違法とされているため注意しましょう。
知らないでは済まない!著作権に引っかからないTikTok運用とは?
TikTokで提供されていない音源を使ったら、著作権違反になるの?
実はそうとも限らないんだ!
著作権に引っかからないための曲選びについて解説していくね!
著作権に引っ掛かることなく、楽曲を使用できるパターンを6つまとめました。
TikTokを伸ばしていくためにも、ぜひ確認しておいてください!
- 自作の音源を使用する
- 著作権者/代理人から使用許諾を得る
- 著作権の保護期間が終了した音源を使用する
- パブリックライセンスのコンテンツを使用する
- TikTok内で音源を二次利用する
- TikTokの公式音源を使用する
- TikTokの機能を使用する
それぞれのケースについて詳しく解説していきます。
1.自作の音源を使用する
自作のオリジナル楽曲の利用は、著作権上問題ありません。
1から楽曲を作成できる人は、自分で作ったオリジナルの楽曲を利用すれば、安全なアカウント運用ができます。
ただし、替え歌や元の楽曲にアレンジを加えたものは著作権に引っかかるため、注意しましょう!
2.著作権者/その代理人から使用許諾を得る
著作権者やその代理人から使用許諾を得た楽曲は、著作権を気にせずTikTokで自由に使用できます。
著作権者のアーティストや、レコード会社から直接許可を得ると楽曲が使えるようになります。
実は、多くのレコード会社で楽曲を流行らせたいと思っており、楽曲を流行らせる上でTikTokが非常に重要であることは認知しています。
そこそこフォロワーがいれば、アーティストやレコード会社は許可を出してくれる場合が多いです。
TikTokの企業案件で商用利用OKじゃない楽曲を使いたい場合も、使用許諾を取れば解決できます。
TikTokの企業案件では「商用利用可能な音源でお願いします」との指示が多いのですが、使用できる楽曲の幅が狭いため、投稿の世界観からずれてしまったり、広告感が出たりする難点があります。
アーティストやレコード会社から許可を得れば、自分の世界観を崩すことなく、企業案件を受けられます。
3.著作権の保護期間が終了した楽曲を使用する
著作権の保護期間が終了した楽曲は、自由に使用できます。
著作権の保護期間は、著作者が著作物を作成した時点から著作者の死後70年まで有効と決められているのが特徴です。
著作者の死後70年経過した楽曲であれば、著作権を気にせずに使用できます。
4.パブリックライセンスのコンテンツを使用する
パブリックライセンスの楽曲は、一定の条件下で自由に使用できます。
パブリックライセンスとは、ある一定の条件下であれば無断の使用を許可する意思表示です。
パブリックライセンスである楽曲かどうかは、以下のようなマークが表示されていることで見分けられます。
代表的なパブリックライセンスに、クリエイティブ・コモンズ・ライセンス(以下、CCライセンス)が挙げられます。
CCライセンスとは、国際的非営利組織のクリエイティブ・コモンズが推進しているプロジェクトであり、表示(BY)、非営利(NC)、改変禁止(ND)、継承(SA)の4つの条件を組み合わせた6種類のライセンスを提唱しています。
インターネットの発達により、膨大なコンテンツが誕生している昨今の状況下で、著作権者の意思表示を分かりやすくすることで、流通を促す新しい著作権ルールです。
5.TikTok内で音源を二次利用する
TikTokユーザーがTikTok内で投稿した楽曲の利用は、著作権上問題ありません。
ただし、投稿ユーザーがアーティストや、レコーディング会社に使用許可を得ている楽曲に限ります。
利用許可を得ているか判断が難しい場合は、ユーザー音源の使用を控えましょう。
公式音源かユーザー投稿音源かを見分ける方法は、次の2通りです。
1.アプリ画面右下の年盤マークを確認する
この部分に、ジャケット写真が使用されている場合、公式音源になります。
一方、ユーザーアイコンが使用されている場合、ユーザー投稿音源になります。
2.アプリ画面の♫マークを確認する
この部分に、楽曲名とアーティスト名が正しく表示されている場合、公式音源になります。
「〇〇のアップロード」と表示されている場合、ユーザー投稿音源になります。
6.TikTokの公式音源を使用する
TikTokが公式に提供している楽曲は、自由に使用できます。
公式に提供させている楽曲は、「楽曲を選ぶ」から選択できますが、TikTokの公式音源とTikTok内のユーザー投稿音源は、TikTok内だけの使用に制限されています。
YouTubeやX(Twitter)などのSNSに、TikTok内の音源を使用した投稿はできません。
実は、TikTokがAudiostock社から許諾を得た音源であれば、TikTok以外での使用も可能です。
Audiostock社から許諾を得た音源は、タイトルに次のようなAudiostock社のロゴが付いているかどうかで見分けられます。
7.TikTokの機能を利用する
基本的に、TikTokの機能を使っている場合は、著作権に違反するコンテンツになるケースは少ないです。
その上、著作権の違反コンテンツになってしまったとしても、動画を削除される程度で済みます。
TikTokのエフェクトにはキャラクターなど著作権に保護されたものを使っているものも多くあるため、著作権に保護されたコンテンツを合法的に使用できるメリットがあります。
著作権の問題がないコンテンツを作れるだけでなく、コンテンツのクオリティも上げられるためおすすめです。
TikTokで著作権侵害をしたらどうなる?5つの罰則
もし、著作権違反をしてしまったらどうなるの?
TikTokで著作権を侵害しまったら、どうなるのか解説していくね!
著作権を侵害してしまった際に考えられる処分は、次の5つです。
- TikTokから著作権侵害の通知が届く
- 著作権の違反動画を強制削除される
- シャドウバンになり、動画の再生回数が伸びなくなる
- アカウントが凍結され、通知メールが届く
- 著作権を持っている人に訴えられ、法的措置を取られる
なお、上記の処分は段階的に行われることが一般的です。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1.TikTokから著作権侵害の通知が届く
著作権侵害を犯すと、TikTokから著作権侵害の旨の通知が届く可能性があります。
著作権違反通知は、TikTokで著作権侵害を犯した場合の処罰としてもっとも軽いものになります。
通知が送られてきた場合は、速やかに該当動画を削除したり、楽曲を公式提供のものに変更したりするなど、誠実な対応をしましょう。
2.著作権の違反動画を強制削除される
TikTokで著作権侵害に引っかかると、動画を強制削除される可能性があります。
再生回数やコメントが伸びている動画であったとしても、削除されてしまえば全て無くなってしまいます。
著作権の侵害だけではなく、TikTokのガイドラインに違反している動画も削除されてしまうため、動画投稿の際はガイドラインも合わせて確認しておく必要があります。
3.シャドウバンになり、動画の再生回数が伸びなくなる
TikTokで著作権の違反に該当すると、アカウントがシャドウバンをされる可能性があります。
シャドウバンとは、ユーザーに処罰が下されたことを通知せずに行われる処罰のことです。
実際に、シャドウバンされたアカウントは、投稿した動画が他のユーザーのおすすめに表示されなくなってしまいます。
シャドウバンになっても通知が来るわけではないため、自分で気がつかなければ、シャドウバンになったのか把握できません。
簡単な判別方法を説明すると、急に動画の再生回数やコメント数が減ってしまった場合は、シャドウバンされた可能性が考えられます。
TikTokでアカウント運用をするにあたり、動画がおすすめに表示されなくなるのは致命的なダメージになるため、十分注意しましょう。
シャドウバンの詳しい確認方法や対処法・対策は、こちらの記事で解説しています。
TikTokアカウントを運用してきたい人は必須の知識となるため、必ず確認しておきましょう!
4.アカウントが凍結され、通知メールが届く
著作権を侵害したと判断された場合、アカウントの凍結をされる可能性があります。
アカウントが凍結されると、TikTokの運営から通知がメールで届きます。
ただし、中には通知されないユーザーもいるため注意が必要です。
アカウントが凍結されると、次のような状態になってしまいます。
- フォローやフォロワーが0になってしまう
- フォローしていたアカウントが閲覧できない
- 動画が投稿できない
上記の状態になった場合は、アカウントを凍結された可能性が極めて高いため、該当の動画を削除するなど早急な対応が必要です。
5.著作権を持っている人に訴えられ、法的措置を取られる
著作権侵害の処罰で、最も重いものが法的措置になります。
法的措置では、著作権保持者が直接ユーザーを訴えた場合、処罰が一番重くなります。
著作権の侵害は「犯罪」であり、刑事事件として扱われ、有罪であれば個人の場合は莫大な罰金や、場合によっては懲役刑を受けるリスクがあります。
「10年以下の懲役もしくは1,000万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する(どちらも科する)」(著作権法第119条1項)、法人の場合は「3億円以下の罰金」(同第124条1項)
著作権保持者から損害賠償を請求された場合は、巨額の賠償金を支払うことになる恐れもあります。
罰則や賠償金以前に、クリエイターとしての評価に大きな傷がつき、その後の活動が非常に難しくなってしまうため絶対に避けましょう。
SNSの著作権侵害で訴えられた事例
実際に著作権侵害で訴えられた事例として、ファスト映画をYouTubeに投稿し逮捕され、懲役2年・罰金200万円の実刑判決を受けたケースがあります。
ファスト映画とは、映画のストーリーを10分ほどの動画にまとめたものです。
2021年6月、ファスト映画をYoutubeにアップロードした疑いで逮捕者が出ました。
ファスト映画は、元の映像を編集しナレーション等をつけていますが、他人の著作物を許可なく編集し、SNS等に投稿する行為は、著作権侵害に該当します。
自分で編集したから著作権上問題ないと考えていると、このように逮捕に至ってしまう可能性があるため、十分に気を付けなければなりません。
TikTokの著作権に関するQ&A
ここでは、TikTokの著作権に関する質問【Q&A】にお答えします。
TikTokの著作権ポリシーは?
TikTokは、知的財産権の保護を尊重しており、利用者にもその保護をお願いしております。 TikTokのサービス規約及びコミュニティガイドラインは、著作権、商標権、及びその他の知的財産権を侵害・違反するコンテンツの投稿、共有、送信を認めていません。
TikTok公式サイトから引用
TikTok歌ってみた動画の著作権は?
TikTokの歌ってみた動画の著作権に関して、許諾手続きは必要ありません。
しかし、TikTokライブの場合には意図しないシャドウバンを防ぐためにも手続きを行いましょう!
ダンスの振り付けに関しても、単純でよくある振り付けを組み合わせたものではなく、独創性が認められるダンスには著作権が認められます。
著作物と判断される振り付けのダンスをする際には、振り付け作者の許諾が必要です。
TikTokの歌ってみた・カラオケについて詳しい解説は、以下の記事を参考にしてみてください。
TikTokで他人の画像を使うことは問題ありますか?
フリー素材の場合は、他人の画像を勝手に用いても問題ありません。
自由に使用できるかどうかは、フリー素材であるかを確認する必要があります。
フリー素材でない場合、本人の許可を取らずに使用する行為は著作権違反に該当します。
スポーツ実況やゲーム実況は著作権違反になりますか?
ゲーム画面やスポーツ中継に関しても、著作権が存在するため、ゲーム開発者やスポーツ中継社に許可を取らず、無断で配信したり投稿することは著作権違反に該当します。
しかし、ゲーム実況の場合は、作成元がゲーム実況に関するガイドラインを設定していることが一般的です。
ガイドラインに従った範囲でのゲーム実況については、権利者の許可を得る必要なく、配信や投稿をすることが認められています。
ゲーム制作会社や個々のゲームに応じて、異なるガイドラインが設定されているため、個別に確認する必要があります。
背景に著作物が入ってしまった場合はどうなりますか?
街中で撮影した映像や画像の背景に著作物が入ってしまった際は、撮影対象から該当部分を除くことが困難で、該当部分が軽微なものであると判断された場合に限って、著作権違反に当たらないケースが多いです。
しかし、撮影した映像や画像の背景に関係のない人物が映ってしまい、本人の許可なく使用した場合は、肖像権という著作権とは別の権利を脅かす可能性があるため、別途配慮する必要があります。
まとめ-著作権侵害をしないたった一つの方法とは?
この記事では、著作権について解説してきました。
【TikTokで著作権を侵害しないためのルール】
・TikTokにアップロードされている音源を使う
・自作音源を使う
・著作権者や代理人から使用許諾をもらう
・保護期間が終了したコンテンツを使用する
・パブリックライセンスの曲を使用する
・TikTok内での2次利用をする
基本的には、TikTokから楽曲を選べば大丈夫だよ!
特にTikTokのトレンドになっている曲は、TikTokアプリ内から選択することができるよ!
TikTokはトレンドになっている曲を使った方がバズりやすいから
特にこだわりがなければ、TikTokの「楽曲を選ぶ」から使う曲を決めるようにしよう!
みかみ式の曲の選び方を解説した記事もあるから、ぜひ読んでみてね!
ちなみに、その記事はここから読めるよ!
【みかみのほんき、見てみない?】
僕、みかみがほんきでガチガチに作り込んだ特典を、今だけ配布中!
「【毎月更新】TikTok最新トレンドまとめ資料」
「PR案件獲得のための完全テンプレート」
これらを始めとする素晴らしい資料を公開中!
興味がある人はアドネスラボ資料配布ページから見てみてね!