「AIの資格を取ったほうがいいのは分かるけど、種類が多すぎて、どれが自分に必要なのか分からない」
ここで手が止まる人、本当に多いです。せっかく時間とお金をかけるなら、キャリアに効かない資格は選びたくないのは当然です。
この記事は、今のあなたの状況とゴールから逆算して、どの資格を選べばいいかを整理しました。初心者が転職で武器を1つ持ちたいのか、エンジニアが実装力を証明したいのか、目的によって正解はまったく変わります。


監修者 三上 功太 / アドネス株式会社 代表取締役
“本質のSNSマーケター みかみ“として
2020年からSNSで活動を開始
現在はアドネス株式会社 代表取締役として、
150名以上のメンバーを束ねる
教育のDXを実現し、累計生徒数6,000名を突破した
スキル習得プログラム「スキルプラス」を運営
最新AIを活用し、組織マネジメントに特化したサービス「VisionToDo」を独自開発
SNS総フォロワー数は30万人を突破し、Abemaや、朝日新聞、テレビなど多数のメディアに掲載
渋谷、新宿など主要駅でブランド広告を配信
▼ 2025-2026年の主な実績
- Amazonランキング1位獲得
(2026/1発売 新著『賢く生きる習慣』) - 特許を2件取得
(教育の属人性を解消する動的カリキュラム技術) - 東京大学・大阪教育大学にて特別講義
- 東北大学医学部と共同研究を開始
- 堀江貴文氏とラジオ対談出演 (CROSS FM)
- 渋谷・新宿・JR西日本にてブランド広告ジャック
AI資格おすすめ14選
初心者向け
G検定
- 特徴:AI・ディープラーニングをビジネスに活かす知識を問う検定。JDLA(日本ディープラーニング協会)が主催
- 費用:一般13,200円/学生5,500円
- 学習時間:30〜50時間が目安(JDLA公式アンケートでは合格者の6割以上が70時間以内で合格。前提知識がない場合は100時間程度を見込むと安心)
- 向いている人:営業や企画などの非エンジニア職で、「AIって結局何ができるの?」と聞かれて答えに詰まる人。エンジニアではないが、AIの会話についていけるようになりたい人
- メリット:合格すると、会議でAIの話題が出ても用語の意味が分かり、発言できるようになる。履歴書に「G検定合格」と書けるので、AIに関心があることを言葉ではなく証明で示せる
- 公式サイト:JDLA(日本ディープラーニング協会)
AI-901(Microsoft Azure AI Fundamentals)
- 特徴:クラウドとAIの基礎を問うMicrosoft認定資格。旧AI-900は2026年6月30日に廃止され、現行の入門資格はAI-901に切り替わっている。旧試験が「Azureのサービスを説明できるか」を問うものだったのに対し、AI-901は実際にAIを使ったアプリを組み立てる、より実践的な内容に変わっている
- 費用:地域により変動。Pearson VUEで最新価格を確認
- 学習時間:10〜30時間が目安
- 向いている人:Microsoftやクラウドに関心があり、AIも組み合わせたい人。多少のプログラミング経験があると理解しやすい
- メリット:入門レベルの資格は有効期限がなく、更新が不要
- 公式サイト:Microsoft Learn
ITパスポート
- 特徴:IT全般の基礎知識を問う国家資格。AI分野も出題範囲に含む
- 費用:7,500円
- 学習時間:30〜50時間
- 向いている人:ITもAIも初心者で、基礎からやりたい人
- メリット:国家資格として全職種で通用する
- 公式サイト:IPA(情報処理推進機構)
実務直結型
E資格
- 特徴:ディープラーニングの実装スキルを問うJDLA主催の資格
- 費用:一般33,000円/学生22,000円/協会会員27,500円(税込)。これとは別に、受験資格を得るための「JDLA認定プログラム」の受講が必須で、こちらに10万〜40万円・1〜6か月ほどかかる
- 学習時間:試験対策として100〜130時間が目安(認定プログラムの受講期間は含まない)
- 向いている人:すでにプログラミングの経験があり、Web開発などから AIエンジニアへ移りたい人。独学で機械学習を触ってきたが、体系的に学び直して実力を証明したい人
- メリット:AIを「使う」側から「作る」側に回れる。AIエンジニアの求人は応募条件にE資格を挙げるものもあり、書類選考を通過しやすくなる
- 注意点:受験資格を得るまでの総費用・総期間が、試験対策の時間だけを見ていると想像以上にかかる。たとえば認定プログラムに20万円・3か月かかった場合、試験対策の100〜130時間はそのあとに積み増しになる
- 公式サイト:JDLA(日本ディープラーニング協会)
AI-102(Azure AI Engineer Associate)
- 特徴:Azure上でAIを使った仕組みを設計・実装する技術を問うMicrosoft認定資格
- 費用:地域により変動。Pearson VUEで最新価格を確認
- 学習時間:50〜70時間
- 向いている人:AIを業務に組み込みたい、設計力をつけたい人
- メリット:Azure活用・業務自動化プロジェクトで評価されやすい
- 公式サイト:Microsoft Learn
AWS AIプラクティショナー
- 特徴:AWSのAIサービスの基礎知識を問う入門資格
- 費用:地域により変動。AWS公式で最新価格を確認
- 学習時間:20〜30時間
- 向いている人:AWSのAIサービスに触れてみたい、基礎から始めたい人
- メリット:AWSでのAI導入・基礎理解の証明になる
- 公式サイト:AWS認定
AWS機械学習スペシャリティ
- 特徴:AWS上での機械学習の構築・運用を問う専門資格
- 費用:300USD(為替により日本円換算で変動)
- 学習時間:80〜100時間
- 向いている人:開発経験があり、専門性を強化したい人
- メリット:機械学習の仕組みを作る仕事や、AIを作って終わりでなく動かし続ける運用の仕事、企画の初期段階から関わる仕事につながる
- 公式サイト:AWS認定
ビジネス職・企画職向け
DS検定
- 特徴:データサイエンスの基礎力を問う検定。データサイエンティスト協会が主催
- 費用:一般11,000円
- 学習時間:30〜50時間
- 向いている人:データを活用した提案や判断ができるようになりたい人
- メリット:データ分析・マーケ提案・意思決定支援に活きる
- 公式サイト:データサイエンティスト協会
認定AI・IoTコンサルタント
- 特徴:AI・IoT導入を企業に提案するための知識を問う資格
- 費用:33,000円
- 学習時間:40〜60時間
- 向いている人:クライアントにAI提案をしたい人
- メリット:企画・コンサル・顧客提案の場面で使える
- 公式サイト:主催団体の公式サイトで最新の実施状況を確認
AI検定
- 特徴:AI全般の基礎知識をビジネス応用の観点で問う検定
- 費用:5,500円
- 学習時間:10〜20時間
- 向いている人:AI全般を理解してビジネスで応用したい人
- メリット:営業・プレゼン・評価指標の理解に役立つ
- 公式サイト:主催団体の公式サイトで最新の実施状況を確認
統計検定
- 特徴:統計学の基礎から応用までを問う検定。日本統計学会公認
- 費用:5,500円〜(級により変動)
- 学習時間:20〜40時間
- 向いている人:数字や統計に弱いが、AIを活かすには必要だと感じている人
- メリット:分析補助・資料作成・数値判断力の強化になる
- 公式サイト:日本統計学会
生成AIを武器にしたい人向け
生成AIパスポート試験
- 特徴:生成AIの活用リテラシーを問う検定。生成AI活用普及協会(GUGA)が主催。2026年からは年5回開催に拡大されている
- 費用:一般11,000円/学生5,500円
- 学習時間:20〜30時間
- 向いている人:会社でChatGPTを使い始めたが、「情報漏洩は大丈夫か」「著作権はどうなるのか」と不安を感じている人。社内で生成AIの使い方を任される立場になった人
- メリット:生成AIを安全に使うためのルールが分かるので、社内で「使っていい/ダメ」の線引きを説明できるようになる。生成AI導入の担当者に選ばれやすくなる
- 公式サイト:生成AI活用普及協会(GUGA)
プロンプトエンジニア検定
- 特徴:ChatGPTなどへの指示(プロンプト)の設計力を問う検定
- 費用:5,500円
- 学習時間:15〜25時間
- 向いている人:ChatGPTに上手く指示を出せるようになりたい人
- メリット:ChatGPT業務活用・提案書作成に直結する
- 公式サイト:主催団体の公式サイトで最新の実施状況を確認
文章生成AI能力検定
- 特徴:文章生成AIを使った実務スキルを問う検定
- 費用:6,600円
- 学習時間:15〜30時間
- 向いている人:文章生成スキルを仕事につなげたい人
- メリット:文章作成・マーケ・広報系職種で評価されやすい
- 公式サイト:主催団体の公式サイトで最新の実施状況を確認
費用・学習時間・開催の有無は変わりやすい情報です。申し込み前に、必ず各資格の公式サイトで最新状況を確認してください。特に開催頻度が低い資格や、運営団体の規模が小さい資格は、申込期間中でも急に募集が止まることがあります。
どのAIスクールを選ぶかも、目的によって大きく変わります。スクール選びを本格的に始めたい方は、費用・補助金・サポート体制まで比較した記事もあわせて参考にしてください。


AI資格を取る人と取らない人、何が変わるのか
「AIができる」を相手に信じてもらえるかどうかで変わります。
AI人材は2030年に最大79万人不足すると経済産業省が試算していて(経済産業省「IT人材需給に関する調査」)、企業はAIの分かる人を探しています。ただし採用する側は、相手の実力をひと目では見抜けません。だから証明になる資格が効きます。
| 場面 | 資格を持っていない人 | 資格を持っている人 |
|---|---|---|
| 転職の書類選考 | 「AIに興味あり」と書いても読み飛ばされる | 「G検定合格」で、面接前に関心と基礎力が伝わる |
| 社内のAI担当決め | 「詳しそうな人」の印象で選ばれる | 「資格を持っている人」として名前が挙がる |
| 副業案件の応募 | 実力が不明で選ばれにくい | 「有資格者歓迎」の案件に応募できる |
| 上司への提案 | 「本当に大丈夫?」と念押しされる | 知識の裏付けがあり、話を通しやすい |
ただし、資格は取っただけでは肩書きで止まります。効果を出したいなら、学んだことを目に見える成果に変えてください。
- G検定で学んだ内容を、社内向けに「AIでできること・できないこと」として1枚にまとめて共有する
- 生成AIパスポートの知識で、部署の「ChatGPT利用ルール」を作る
- 統計検定で学んだ内容を、実際の売上データの分析に使って資料にする
AI時代に必要なスキルを体系的に学びたいなら、「スキル習得セミナー」もあります。アドネス株式会社が提供する無料オンラインセミナーで、AI時代のスキルの選び方やスキル別ロードマップを60分で学べます。参加者にはスキルプラスの人気講義5コース(合計600分)も無料でプレゼントされます。
目的で選ぶ|自分に合ったAI資格の見つけ方
| タイプ | 向いている資格例 | 目的とゴール |
|---|---|---|
| 初心者 | G検定、AI-901、ITパスポート | AIの全体像を理解し、基礎力を証明する |
| ビジネス職 | DS検定、AI検定、統計検定 | データ活用や生成AIの知識を業務に活かす |
| エンジニア | E資格、AWS機械学習スペシャリティ、AI-102 | 実装・構築スキルを証明し、実務に直結させる |
選ぶ基準
- 実務で使えるか
➡︎E資格やAWSの機械学習資格は、実装スキルそのものが試験に組み込まれていて、学んだことがそのまま仕事で使える。知識確認が中心の資格は、活用事例を先に確認する - 学習時間と試験負担
➡︎上のリストの学習時間を見て、自分のスケジュールに無理なく合うか確認する
合格するための勉強法
合格者の学習時間で最も多いのは30〜50時間です(JDLA公式アンケート、2025年第5回G検定合格者158名対象)。前提知識がなければ、100時間を見込んでください。
やってはいけない勉強法
参考書を1ページ目から順番に読もうすると、途中で挫折します。AI資格は専門用語が多く、最初から完璧に理解しようとすると必ず行き詰まる。
おすすめの勉強法(この順番で進める)
- まず問題集を1周、解けなくていいので最後まで目を通す。
➡︎どんな問題が出るか、全体像をつかむのが目的 - 間違えた問題だけ、参考書やYouTubeで調べる。
➡︎分からない用語は、その都度ChatGPTに「小学生でも分かるように説明して」と聞くと早い - 問題集をもう1周する。
➡︎1周目より確実に解けるようになっている - これを3周繰り返す。
➡︎3周目には、合格ラインが見えてくる
参考書を全部読んでから問題を解くのではなく、問題を先に見て、分からないところだけ調べる。この順番だと、覚える範囲がしぼれて、時間が半分で済みます。
学習スタイル
| タイプ | こんな人向け | 例 |
|---|---|---|
| 短期集中型 | 平日1時間以上、机に向かえる日がある | 1日90分×2週間 |
| スキマ学習型 | まとまった時間が取りづらい | 朝15分+通勤20分+夜10分 |
どちらが続けられそうかを先に決めてから始めると、挫折しにくくなります。
継続の工夫
独学の最大の壁は、続かないことです。
・Xで「#G検定」などハッシュタグを付けて勉強中だと投稿し、他の受験者と交流する
・LINEオープンチャットやDiscordの学習コミュニティに参加する
・会社のSlackやTeamsに「AI学習チャンネル」を作る
まとめ
- 意味はあるか
➡︎ある。AI人材は2030年に最大79万人不足すると経産省が試算(詳細は上記) - 選び方
➡︎初心者・ビジネス職・エンジニア、自分のタイプに合わせて選ぶ - 取得後
➡︎実績として見える形に落とし込むと効果が続く
今日やることは1つです。上のリストから気になった資格を1つ選び、公式サイトで次の開催日程と申込締切を確認してください。ここまでやれば、あとは学習計画を立てるだけです。
AI時代に必要なスキルを体系的に学びたいなら、「スキル習得セミナー」もあります。アドネス株式会社が提供する無料オンラインセミナーで、AI時代のスキルの選び方やスキル別ロードマップを60分で学べます。参加者にはスキルプラスの人気講義5コース(合計600分)も無料でプレゼントされます。
この記事の主な出典
- 経済産業省「IT人材需給に関する調査」(2030年に最大79万人のIT人材不足の試算)
- JDLA(日本ディープラーニング協会)公式サイト|G検定・E資格の受験料・試験概要、生成AIテスト(GAT)の試験終了案内
- JDLA公式アンケート(2025年第5回G検定合格者158名対象)|学習時間データ
- Microsoft Learn|AI-900の廃止(2026年6月30日)とAI-901への切り替え
- 生成AI活用普及協会(GUGA)公式サイト|生成AIパスポート試験の開催状況





