この5〜10年ほどで、SNS文化が浸透し、ユーザー同士がSNS上で交流するようになりました。
結果、企業が行うべき商品やサービスの宣伝方法は大きく変化しました。それにともなって、SNSマーケティングの重要性は日々急激に高まっています。
SNSマーケティングの中でも注目度の高い手法の一つとして「インフルエンサーマーケティング」があります。
多くの企業から注目を集めてはいるものの、インフルエンサーマーケティングは新しい手法のためなかなか正しいノウハウが手に入りづらいのが現状です。
そんな厳しい状況を打破すべく、弊社が500社以上の個人、中小企業のSNSマーケティング支援を行う中でまとめ上げたインフルエンサーマーケティングの方法論を本記事で徹底解説していきます。
本記事では次の内容について解説していきます。
- インフルエンサーマーケティングの始め方
- どのくらい費用が発生するか
- インフルエンサーマーケティングのメリット・デメリット
インフルエンサーマーケティングとは
インフルエンサーマーケティングはYouTuberやインスタグラマー、TikTokerといったインフルエンサーに自社製品やサービスを提供し、実際に使用してもらった感想をSNSに投稿してもらうことで、認知拡大や購買につなげていく手法です。
なぜ、インフルエンサーマーケティングはSNS社会に適応した効果的なマーケティング手法として近年注目されるようになったのでしょうか?
従来、企業は広告などを用いて消費者に対して直接メッセージを届けることで、自社製品やサービスの宣伝を行なっていました。
しかし、SNSが発展して、メッセージの発信者と受信者の間にある信頼関係が大きく影響するようになった結果、信頼関係のない企業からのメッセージは消費者に届きにくくなってきています。
この問題を解決するのが、インフルエンサーです。
インフルエンサーにはジャンルに沿ったファン(フォロワー)が存在しており、彼らの間には信頼関係が生まれています。信頼しているインフルエンサーが商品宣伝を行うと、自然と消費者は「自分も使ってみようかな」と購買意欲が刺激されます。
「ファンとインフルエンサーとの間にある信頼関係」
これがインフルエンサーマーケティングがもたらす大きな購買促進効果の根幹となっています。
インフルエンサーを依頼するのにかかる費用
もしあなたが、インフルエンサーマーケティングを行うか検討しているのであれば、その費用感は気になるところなのではないでしょうか?
具体的なインフルエンサーマーケティングをやる方法について解説する前に、依頼する際に必要な費用について確認しておきましょう。
1,インフルエンサーに対する報酬
まず、インフルエンサーさんに投稿を依頼する際は報酬を準備する必要があり、この報酬はフォロワーが多ければ多いほどかかる費用は高くなります。
一般的にインフルエンサーさんにお渡しする金額の相場は、1投稿あたり「フォロワー数×2〜4円」と言われています。
フォロワーが増え、影響力が大きくなるにつれて、報酬額も大きくなっていくのが基本です。
ちなみに、インフルエンサーマーケティングでかかる費用の大部分は、このインフルエンサーに対する報酬が占めます。
2.配送料
一般的に、インフルエンサーに自社の商品やサービスを宣伝してもらう際には、その製品を無料で提供します。
その際に、自社製品をインフルエンサーのもとへ配送するのであれば配送料がかかります。
3.その他経費
撮影のためにスタジオを借りたり、自社に招待したり、イベントで自社製品を紹介してもらう場合発生するひよは、基本的に企業側が発生する費用を負担します。
具体的には、
- インフルエンサーを呼んだ際の宿代・交通費
- 宣伝に使用するスタジオ代
- イベント費用
- 使用する機材費用
この辺が費用として準備が必要なものになります。
インフルエンサーマーケティングのメリット5つ
「インフルエンサーマーケティング」はテレビCMや雑誌の広告といったイメージ広告に近い宣伝方法なので、効果測定が難しい施策です。
そのため、メリットもイメージしにくいのではないでしょうか?
この章ではインフルエンサーマーケティングの導入を検討する際に知っておきたい代表的なメリットを5つ紹介しています。自社製品にとってメリットが大きければ、インフルエンサーマーケティングを活用すべきと言えるでしょう。
1. 広告のイメージを薄くすることができる
1つ目のメリットは、インフルエンサーの投稿として見込み客にアプローチすることで、広告のイメージを薄くすることができることです。
現代ではYouTubeやテレビを見ている時、電車の中や信号待ちの間など、さまざまな場面で自分に関係のない広告が大量に流れています。
その結果、「広告」というだけで関心をなくしてしまったり、嫌悪感を抱く方も一定数存在します。
もしかしたら、あなたも広告が嫌すぎてYouTubeのプレミアムプランに入ったり、広告ブロックの設定をしているのではないでしょうか?
このように、広告が受け入れられづらい現代だからこそ、インフルエンサーというユーザーとの距離が近い人から宣伝してもらうことで、広告にうんざりしている人でも受け入れやすいアプローチを行うことができます。
インフルエンサーによる宣伝は通常、SNSの投稿を通じて行われる上、通常の広告とは違った印象を与えるので、ブロックされずに消費者へ情報を届けることができます。
その結果、広告感を薄めて、広告に苦手意識がある人でも受け入れやすいアプローチをすることができます。
2.オンライン販売に繋げやすい
2つ目はオンラインでの販売に繋げやすいことです。
商品をSNSで宣伝することで、そのままサービスページやECサイトに誘導することができます。
サービスページやECサイトへ誘導することで消費者自身が再度調べ直すことなく、製品・サービスの詳細を見ることができます。その結果、製品・サービスへの関心や熱量を損うことなく商品販売へ繋げられるというメリットがあります。
またオンライン販売にすることで、どれだけリンクがクリックされ、どれだけ商品購入されたかなどの消費者の動きをデータとして蓄積することができます。
そのデータから、オンラインで商品を購入する人の人物像を明確にすることができます。
3.ターゲットを絞りやすい
3つ目はターゲットを絞りやすいことです。
近年のインフルエンサー(現代のニッチなインフルエンサー)はアカウントのコンセプトがしっかりしており、それぞれ個々の特徴を持っています。特に最近はYouTubeなどでジャンル(釣りやゴルフ、料理など)に特化したチャンネルが増えてきています。
釣りのチャンネルを例に出して解説すると、
トークや雰囲気を楽しむタイプの釣りチャンネルでは、気軽に釣りを楽しんでいる人や、釣っているところを見るのが好きな人、単純にそのYoutuberのファンがチャンネル登録していると思います。
一方、釣りをするときのポイントや、時期ごとの釣りの知識について細かく発信している発信には毎週、毎月釣りに行くような本気度の高い釣り人が来ると思います。
このように、インフルエンサーによってターゲットが全く違い、発信を見てくれている人の層が違います。
ですので、インフルエンサーを選ぶことによってサービスをどのような層(世代別・性別・ジャンル別)に届けるかという「ターゲティング」が容易にできるメリットがあります。
4.宣伝する際に融通がきく
4つ目は宣伝する際に様々な点において融通がききやすいことです。
インフルエンサーは個人または少人数で活動していることが多いので、会社を相手にするよりも融通を効かせてもらえる場面が多々あります。
もし、大きな会社に依頼をする場合、一般的に、何人もの人が間に入ってやりとりを行います。その結果、こちらの意図が反映されない投稿になっても修正が難しかったりできなかったりすることもあります。
しかし、個人や少数グループのインフルエンサーにお願いする場合は直接やりとりをすることができ、要望を直接伝えることができます。そのため、理想に近い投稿を作成してもらうことができるだけでなく、投稿が微妙だった場合は会社を経由するときよりも簡単に修正してもらうことができます。
宣伝方法についても同様で、下記のようにさまざまな方法で宣伝を行うことが可能です。
・ギフティング
インフルエンサーに自社の製品・サービスを届けて、それを体験した感想をSNSに投稿してもらう。
・ライブ
生放送などのライブで、質問などを受け付けながら宣伝してもらう。リアルタイムに質疑応答できるので、消費者の不安を解消し購買へ繋げやすい。
・アンバサダー
長期の契約をして、自社の広告塔として広報活動を定期的に行ってもらう。
・商品監修
商品監修として関わってもらうこともできます。
その際は、サービスを開発する段階で会議などに参加していただき、インフルエンサー自身がサービス制作に関わっているという訴求で宣伝することができるのでそのインフルエンサーのファンから商品を買ってもらいやすいという特徴があります。
5.SEOの効果を強めることができる
5つ目はSEOの効果を強めることができることです。これは副次的なメリットですが、SNSで宣伝するとき、サービスのURLなどを掲載してもらうことでSEOの効果を強めることができます。
※URLが貼られれば貼られるほど、Google検索において上位表示されやすくなります。
インフルエンサーマーケティングのデメリット3つ
上で紹介したように、インフルエンサーを起用した宣伝には多くのメリットがあります。しかし、インフルエンサーの大きな影響力がマイナスに働いてしまうこともあります。
このパートでは、インフルエンサーマーケティングを行う上で注意したいデメリットを3つ解説します。
1.インフルエンサーの選定が難しい
1つ目は、インフルエンサーの選定が難しいことです。
インフルエンサーによってフォロワーの性別、年代といった性質が違います。もし、人選を間違えてしまうと、宣伝が失敗に終わる可能性が一気に高くなります。
近年ではフォロワーを買っているインフルエンサーもいるので、フォロワーが多いという理由だけでインフルエンサーを選定することは避けましょう。
インフルエンサーを選定する際の判断材料として下記の項目を考慮するべきポイントは以下の通りです!
- 自社製品との親和性
- どのようなユーザーが見ているのか
- 過去の実績(問題を起こしてないかを含む)
- 起用にかかる費用
- SNS投稿の質と量
- インフルエンサーとフォロワーの関係性
- インフルエンサーのコミュニケーション力
特に、外してはいけないポイントは自社製品との親和性が高いインフルエンサーを起用することです。
同じジャンルを発信している多くのインフルエンサーがいます。
ファッション系のインフルエンサーを例に挙げると、ファッション系インフルエンサーの中にも、可愛い系、モード系、ストリート系、カジュアル系など様々な嗜好があります。一言でファッション系と言ってもその中でさらに細かく分かれているのです。
同じファッション系でも親和性が低いインフルエンサーに依頼してしまうと、
商品に興味がない人へアプローチしてしまい結果が出ない的外れな施策になってしまいますよね…
ですので、インフルエンサーマーケティングを効果的に行う上で商品とインフルエンサーの間の親和性が欠かせません。
ターゲッティングに直接関与する部分ですので、必ず調べてから依頼しましょう。
2.ステマによる炎上リスク
2つ目はステマによる炎上リスクです。
ステマ(ステルスマーケティング)とは、企業から商品の宣伝を依頼されているにも関わらず、そのことを隠し、宣伝と気づかれないように商品を紹介したり、商品に関するクチコミを発信する行為のことです。
ステマはフォロワーを騙す行為にあたります。
そんなステマは世間からの風当たりは強く、ステマが原因で炎上する可能性もあります。ステマを行うとインフルエンサーだけではなく、サービスを提供している企業にまでマイナスのイメージがつく可能性が非常に高いです。
ブランドや企業の社会的信用は一度落ちると回復するのは困難なので、インフルエンサー選定の際は、過去に問題を起こしていないかなども基準に入れてください。特に、PRであることを隠すのは各種SNSの規約違反にあたります。
インフルエンサーに宣伝を行ってもらう場合は、必ずPR表記をしているか確認してください。
インフルエンサーさんを起用する前に問題を起こしていないかチェックすることで、炎上につながるトラブルを回避し、自社を守ることができます。
3.インフルエンサーが与える印象をコントロールすることは難しい
3つ目はインフルエンサーが与える印象をコントロールすることは難しいということです。
インフルエンサーに宣伝してもらうメリットとして消費者との距離感の近さを挙げました。
しかし、その特徴を100%活かした投稿を作成することは非常に難しいです。
もし依頼する際に、こちらが伝えたい商品・サービスの特徴を盛り込みすぎると、インフルエンサーの個性が消え、普通の広告にインフルエンサーを起用しただけになってしまいます。そうすると、「距離感の近さ」というメリットが薄れてしまい、見てもらうことができません。
一方で、インフルエンサーに任せすぎると、企業の意図からズレた広告になってしまう可能性が高くなります。
これが、インフルエンサーの投稿が消費者に対してどのような印象を与えるのかコントロールすることが困難な理由です。
解決策は、商品について最低限のことだけを共有して、あとはインフルエンサーの感性に任せて提案してもらう方法です。
また、投稿を作ってもらうインフルエンサー側の意見を尊重することを意識すれば、インフルエンサーの「距離感の近さ」というメリットを最大限生かすことができる場合が多いです。
インフルエンサーに依頼する前に、企業が知っておくべきポイント4選
インフルエンサーを起用する際には、炎上を避けたり、企業の意図にできるだけ近づけるために様々なことに注意を払わなければなりません。
逆にしっかりとポイントさえ抑えることができれば、爆発的な効果を生み出すことができる素晴らしいマーケティング手法がインフルエンサーマーケティングです。
インフルエンサーを起用する上で、企業が注意すべきポイントを4つ挙げていきます。
1.インフルエンサーとの親和性を一番大切にする
1つ目は、インフルエンサーと自社製品の親和性を一番大切にすることです。
PRの実績、自社のサービス・製品と親和性があるかを慎重に検討した上でインフルエンサーを起用することがポイントになってきます。
インフルエンサーと自社商品の親和性が高ければ、ターゲット層に対しての宣伝効果が高くなります。例えば、女性でも軽くて使いやすい釣竿を宣伝してもらいたいのであれば、女性や初心者向けに釣りの発信を行っているインフルエンサーに紹介してもらうと効果が高いですよね。
このように、企業にとって商品と親和性があるインフルエンサーを選定することがインフルエンサーマーケティングを行う上で、一番大事といっても過言ではありません。
2.ホームページを整える
2つ目はホームページを整えることです。
あなたも経験があるかもしれませんが、インフルエンサーさんの投稿を見ていい商品やサービスだなと思ってもリンクを押してサイトを開いたら、使い勝手が悪いホームページやデザインのダサいECサイトだったら、すぐに離脱してしまいますよね?
せっかくインフルエンサーマーケティングの施策がうまく行って多くの人がサイトへ流入してきてもホームページの質が悪いと商品・サービスの売り上げには繋がりません。
ですので、自社の商品ページに自信がない場合は、早急にホームページを整えて、流入したユーザーが製品・サービスの詳細を見てくれて、購買へ繋げることができるページにしましょう。
3.インフルエンサーマーケティングの目的をはっきりさせる
3つ目は、インフルエンサーマーケティングの目的をはっきりさせることです。
インフルエンサーマーケティングは、販売数を増やしたり、興味を持ってもらったりなどさまざまな役割を果たすことができます。
その反面、目的が曖昧なまま取り組むと、何の成果も得られないこともあります。
ですので、認知を拡大するために行うのか、話題性を生むためにやるのか、商品を理解してもらうために行うのか、商品の販売のために行うのかといった目的に合わせた投稿を行うことが重要になります。
インフルエンサーマーケティングを行う前にその目的を明確にしておくことで、目的に対して最適な投稿を行えるように心がけましょう。
4.実はマイクロインフルエンサーが狙い目
4つ目は、インフルエンサーを選定するときはフォロワー数千〜数万人くらいのマイクロインフルエンサーが一番コスパがいいということです。
もしかしたら、フォロワー数が数十万人もいる大物インフルエンサーの方が人気も高いので効果が出やすそうなイメージを持っていませんか?
実際、1投稿あたりの成約数や、リーチ数はフォロワーの多い大物インフルエンサーに軍配が上がります。
しかし、費用対効果を考えた場合、マイクロインフルエンサーの方が効果的な場合が多いのです。
その理由は主に2つあります。
マイクロインフルエンサーの方が費用対効果がいい
1つ目は、なんといっても1回施策を打つ際にかかる費用が安く済むことです。
インフルエンサーマーケティングの費用のうち大半を占めるのがその依頼料です。その、依頼料が下がって、実質タダで投稿してもらうことができれば、費用対効果は爆上がりするはずです。
「そんなうまい話があるわけないじゃん」
なんてツッコミをされてしまいそうですがそんな美味い話が存在するのです。
費用について解説した部分で通常、インフルエンサーに投稿を依頼する場合はフォロワー数×2〜4円必要だという話をしたと思います。
しかし、マイクロインフルエンサーに依頼する場合はインフルエンサー自身の実績作りのために商品の無償提供だけで依頼を受けてくれることが多々あります。
この場合、依頼料は必要ないので、すでに自社にある商品を無償提供するだけPRしてもらうことができます。これが、実質タダで依頼できる裏側です。
マイクロインフルエンサーの方がフォロワーの質が高い
また、成約率で考えると、マイクロインフルエンサーの方が大物インフルエンサーよりも効果を上げる場合が多々あります。
その秘訣が2つ目の理由である、マイクロインフルエンサーの方が濃いファンが集まっていることです。
フォロワー数10万人超えの大物インフルエンサーと比較すると、マイクロインフルエンサーの方がフォロワーと深い関係を築くことができます。
その結果、フォロワーからの信頼が厚く、商品を買ってもらえる可能性が高いのです。
このフォロワーとの距離の近さがマイクロインフルエンサーの方が費用対効果がよくなりやすい2つ目の理由です。
また、成功のためにはインフルエンサーマーケティングの成功事例からポイントをしっかりと確認することが重要になります。インフルエンサーマーケティングの成功事例|業界・SNS別にポイントを徹底解説をぜひご確認ください。
インフルエンサーと連絡をとる2つの手段
ここまでの説明から、インフルエンサーマーケティングの魅力も十分に伝わったかと思います。
すぐにでもインフルエンサーマーケティングを試してみたい
そんなあなたのために、このパートではインフルエンサーに依頼する際の方法を2種類に分けて解説します。
一般的に、インフルエンサーに連絡を取る方法は次の2つの方法があります。
- 個人やグループに直接アポイントを取る方法
- インフルエンサーマーケティング会社へ依頼する方法
それぞれのメリット・デメリットについて解説していきます。
1.個人やグループに直接アポイントをとる方法
これは、個人やグループに対して直接アポイントを取る方法です。
個人のアカウントでも、会社のアカウントでもいいので、インスタグラムやツイッターなどで直接DMを送ることで依頼できます。
個人やグループに直接アポイントをとるメリット・デメリットは下記のとおりです。
個人やグループへ直接アポイントをとる方法であれば仲介人がいないので、スピード感があり、手数料もかかりません。
しかし、会社によって管理されていないため、インフルエンサーの選定を始め、価格交渉や、インフルエンサーのマネジメント、投稿の内容が適切か確認したり、効果測定を行なったりなど担当者にかかる負担が大きくなりがちです。
インフルエンサーへの依頼文テンプレート
依頼文は、無料アプリのPRを依頼する場合を想定して書いたテンプレートです。
自社の商品に当てはめて書いてみてください。
【ご相談】〇〇でのPR依頼
【アカウント名】様
はじめまして、突然DMを差し上げるご無礼をお許しください。
【自己紹介】。
【アカウント名】さんの投稿を拝見させて頂いています。
いつも面白い動画をアップしていただき本当にありがとうございます。
実は、今回は弊社の【商品、サービス名】という商品、(サービス)のプロモーションで、PR投稿を依頼したくDMを送らせていただきました。ぜひご協力いただければと存じております。
弊社の「〇〇」という〜(商品紹介)。
もし興味がありましたら、是非ダウンロードして使ってみてください!
【商品URL】きっとおフォロワーの皆さんにも役立つアプリだと自負しておりますので一目見ていただけると嬉しいです。
報酬も含めて詳しい内容についてご興味がありましたら、ぜひご連絡のほどよろしくお願いします。
お返事を心より期待しております。
【メールアドレス(もしあれば)】
2. インフルエンサーマーケティングの会社に依頼する方法
この方法は、インフルエンサーマーケティング会社に連絡をして依頼するというやり方です。基本的に企業のウェブサイトの問い合わせフォームから問い合わせたのち、依頼するという流れになります。※会社によって違うので詳しくは会社のHPを確認してください。
その後は、依頼した会社によって案内が変わるのでここでは割愛します。
インフルエンサーマーケティング会社に依頼するメリット・デメリットは下記のとおりです。
インフルエンサーマーケティング会社に依頼する場合、専門家からのサポートをしてもらえるので、目的にあったインフルエンサーをアサインしてもらえたり、実績の確認ができたり、炎上リスクへの対策がしっかりしていたり多くのメリットがあります。
一方、仲介手数料がかかってしまうことや、中間業者が多い場合は細かく打ち合わせをしておかないと広告主の意図とずれた内容になること、コストがかさむ可能性があるなどのデメリットがあるので注意が必要です。
インフルエンサーマーケティングを実践する時のポイントまとめ
今回はインフルエンサーマーケティングの特徴について解説しました。ポイントをまとめます。
- 距離感が消費者と近いため広告感がなくなる、ターゲットを絞りやすいなどのメリットがある
- 逆に、炎上リスクやインフルエンサーの管理などというデメリットも存在する
- かかる費用としては、インフルエンサーへの報酬・宿代・配送料が挙げられる
- インフルエンサーへの連絡の取り方は、直接メッセージを送るか、マーケティング会社を通すか2パターンある
SNSの発展によりインフルエンサーマーケティングは自社製品の販路拡大の大きな手助けとなります。ぜひインフルエンサーを起用し、自社製品やサービスの宣伝を行ってみてください。